世界最薄最軽量 再び

左: HONOR Magic V2 2023年の世界最薄最軽量の折りたたみスマートホン
右: HONOR Magic V3 2024年の世界最薄最軽量の折りたたみスマートホン

昨年のモデルから0.7mm薄くなったので、例によってグローバル版を香港にて購入。今年も日本未発売です。

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0.7mmの違いは分かるのか?
見た目ではよくわかりませんが、掴むと薄くなったことがはっきりわかります。
物理的に考えて、そろそろこの辺が限界かもしれません。これから先は0.1mmとか0.2mmとかの争いになるでしょう。それか、カメラのでっぱりを、いかに低くしていくかですね。性能を落とせば薄くできるのだと思いますが、25万円以上する機種でカメラの性能を落とすのはあり得ない。

それにしても、折りたたみスマホを最初に発売したSAMSUNGは、完全に薄さ競争から脱落しました。私は、仕事用と私用のスマホを分けていて、今までは仕事用:HONOR Magic V2、私用;SAMSUNG Galaxy Z fold 5でしたが、fold 6でもたいして薄くならなかったので、今後は新しく買ったこのHONOR Magic V3を私用にして、SAMSUNGは引退させます。

背面比較です。並びは同じ。
左: Magic V2
右: Magic V3
V2は背面素材が革になっていて、手触りが良く気に入っていました。今後のスマホの背面素材は、これが主流になるかも、と思ったのですがV3では普通の擦りガラスっぽい素材に戻っています。筐体に革を張ると、その分厚さが増すので、少しでも薄くしようとしたのかもしれません。これだけが残念な点。まあしかし、そのおかげでバッグやポケットの中で手探りでどちらのスマホかわかるので、その点は便利です。
買ってから気が付いたのですが、筐体色にオレンジを選ぶと革素材らしいです。しかし、スペック上わずかに厚くなっていたので選びませんでした。
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開いてメイン画面を比較しました。
左: Magic V2
右: Magic V3
仕様値を比較すると違いがあるのかもしれませんが、見た感じでは特に変化なし。もともと画面がとてもきれいなので、まったく不満はありません。人に写真や動画を見せるときに大活躍です。
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折りたたみスマホはかなり高価です。たった0.7mmです。何かが劇的に変わるわけではありません。しかし、その裏には技術者たちの絶え間ない努力があります。私は、その情熱にお金を払っても良いと思いました。来年、V4でも世界最薄最軽量を達成したら、それも買おうと思っています。頼むよHONOR。

「2番じゃダメなんですよ。2番じゃ。」