ガンダムを観に行った時に上映前の予告で流れていて、面白そうだと思ったので、公開日の翌日に観に行きました。
しかしこれは、私の中で「予告編詐欺」に分類される映画でした。
アメリカのいくつかの州が合衆国からの独立を宣言し内戦が勃発、という設定が面白いと思いました。予告編を見て、戦争スペタクルとか、戦争サスペンス、あるいはタクティクスみたいなのを期待していたのです。サブタイトルに”Welcome to Front Line”てついているし。
しかし、実態は駆け出しの報道カメラマンの若者が、ベテランの報道記者たちと共にアメリカ大陸を横断し、無政府状態になったいくつかの街で怖い体験を積みながらも、一人前になっていく、という若者の成長を描くロードムービーでした。そんなこと、予告では一言も言っていなかった。
まあ最後の、ホワイトハウス突入シーンは戦争映画らしいドンパチがあって興奮しましたが、それ以外は淡々としていて、面白くなかったです。これは飛行機の中で暇つぶしに見るレベルの映画でした。
アメリカが危機に陥る映画で、秀逸なのは「エンド・オブ・ホワイトハウス」。改めてwikipediaを見てみると批評家の評価は高くありませんが、私には「この通りに実行すれば、ホワイトハウスを堕とせるのでは」と思わせるほど、面白かったです。
予告編 https://youtu.be/m_B12QhGHUQ?si=44H8IRl4ExiyFvGH