初めて中国の高速鉄道に乗りました。
これはビジネスクラス。日本のJRのグランクラス相当です。シートはフルフラットになります。快適。
この他に、1等客室と2等客室があります。それぞれJRのグリーン車と普通車相当です。
巡行速度は350km/h。日本の新幹線より速いです。揺れや振動も新幹線と同等か、それより少ない感じです。
ビジネスクラスと1等はスナックと水が配られますが、ショボイです。
駅はとても大きくて近代的でした。鉄道の駅というより、空港のような建物です。日本の鉄道駅とは根本的に異なります。
これが出発駅のコンコース。空港と同様、到着と出発のコンコースは別になっています。
決められた乗車時間にならないと、改札を通ることができません。
したがって、ホームにいるのはその列車に乗車する人だけです。日本のホームのように人でいっぱい、ということにはなりません。
乗車の方法も、鉄道より飛行機に近いです。乗車券はスマホアプリで購入しますが、チケットに相当するものはなく、購入履歴がID(外国人の場合はパスポート番号)と紐づけられます。自動改札には、中国人の場合はIDカード、外国人はパスポートをかざすことで、通ることができます。
飛行機と同様、保安検査がありますが、中国では地下鉄でも保安検査があるので、高速鉄道だけ特別というわけではありません。
これは帰りの駅のコンコースですが、出発駅よりさらに巨大です。この写真を撮っている位置が、コンコースの中央付近。ですから、写真を撮っている後ろ側にも同じだけの空間があります。大袈裟ではなく、端が見えません。
番線は20番線以上ありました。すべて高速列車の番線です。さすが大陸。その規模の大きさに圧倒されます。
中国語の先生によると、中国では高速列車に乗る時に、カップ麺を持ち込むそうです。チケットが高いので少しでも旅費を節約するためだそうですが、日本では考えられません。2等客室ではカップ麺の香りがするそうです。
さすがに、ビジネスクラスにカップ麺を持ち込んでいる人はいませんでした。
サービスショット
時々、登場する通訳さんです。