「ガンダムSeed Freedom」と「ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」は、すでに鑑賞済みでしたが、最近になって4DX版が公開されました。
うちからクルマで40分くらいのところにある映画館には4DXがあって、昼間は「ハイキュー!!」、夜になると「ガンダム」を上映していることがわかりました。そこで、切り替えの前後の時間帯を選ぶことで、「ハイキュー!!」と「ガンダム」を2本連続で見ることにしました。
4DXを2本連続で鑑賞するのは初めての体験です。気持ち悪くなったり、過度に疲れたりするかもしれなくて、ちょっと心配でした。
「ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦 4DX版」
正直、4DX版にする意味はあるのだろうか? と思いました。なんとなく、揺れる飛行機の中で映画を観ている気分になりました。でも、映像が1人称視点になっているときは、ちょっと良かったかな。そして例のマッチポイントの攻防の時とかは、通常版よりさらに自分がプレーしている気分になりました。一度観ているので、勝敗が決する時の意外性はもうありませんでしたが、喪失感はより大きく感じました。ここだけのために4DX版を観ても良いくらいです。
しかし。この映画はドラマ性よりもスポーツ観戦に近いので、4DX版よりも応援上映の方が適していると思います。できれば、複数人の友達と一緒に、声を出して応援しながら鑑賞すると楽しいでしょう。
「チャンスボーーールッ!!!」
とか
「ナイスサー」
とか叫びながら観たいですね。
あるいはBlu-Rayが発売されたら、友達の家に集まって、
「ああ、チキショウ」
とか
「あっ、惜しい」
とか声出しながらみんなで観るのをやりたいですね。
そうそう、この映画館に行く道の途中に、今年の本物の「春高」に出た前橋商業高校の前を通りました。来年は、1回くらい本物の試合を観てみようかな。
「ガンダム Seed Freedom 4DX版」
これは、もう4DX大勝利です。戦闘シーンの迫力倍増。シートもドッカンドッカン動いて、煙は出るし、水も被ります。頭の脇を銃弾がガンガンかすめて、撃たれている感が凄い。
「総員、衝撃に備え!!」
って、マリュー・ラミアス艦長のお馴染みのセリフの次の瞬間、
「ドカンドカン、ガガガガガ、ドッカンドッカン」
って感じで、本当にすごい衝撃がやってきて、
「あ、俺いま、不時着しているアークエンジェルに乗ってる」
って感じました。
コックピット視点になると、モビルスーツを動かしている感満載。砲撃の反動もあるし、近くに着弾すればメチャクチャに揺すられます。
右隣りの人はひじ掛けを、モビルスーツの操縦桿のように掴んでいて、
「あ、コイツ、今モビルスーツを操縦しているつもりになっているな」
とか、わかりました。しかし、君の左手の操縦桿は私の右のひじ掛けなのだが・・・ とっても成りきっているようだったので、ヤボはやめておきました。おかけで、私が掴むところがなくて。いや、ちょっと、身体が跳ねちゃって大変なんだけど。
やはり、4DXはアクションによく合います。バッチリ、お薦め。
ガンダムに関してはご飯を食べたすぐ後とかは厳しいかもしれません。寝不足や体調不良のときも辞めた方が良いですね。予想の3倍は体力を消耗します。
4DXの2本連続鑑賞は、なんとかこなしましたが、「ガンダム」2本だったらヤバかったです。「ハイキュー!!」との組み合わせだったので、助かりました。
余談
4DXは本編開始前に4DXの動きを知るためのデモ映像が流れます。かなりの勢いでシートが揺さぶられるので、初めての人は声が出るくらい驚きます。
今日は、その最初のデモ映像のときに、いきなり隣の人に腕を掴まれました。思わず掴んでしまったそうですが、「きゃっ!」とかいう声を上げて腕を掴まれるのは、悪い気はしないもんだな、と思いました。オヤジかっ! (まあ、そうだけど)