昨年の11月に新調したスーツケース。海外を3往復してからのレビュー。
反射ストライプは自分で貼りました。空港で人と被らないようにするため。
実際、別のブランドですが、他人のスーツケースを持って帰って、家で開けようとして初めて気が付いた、ってことをやった迷惑野郎が知人にいるのです。自分で気が付きやすくするためはもちろん、他人に間違ってもって行かれないようにする自衛策としても、カスタマイジングは必須です。
今のところ、ターンテーブルで同じ、あるいは似ているスーツケースに出会ったことはありません。荷物が出てくるとすぐにわかります。迷う事はありません。
サイズは、主要航空会社の預け入れ荷物最大寸法ですが、見た目にコンパクトなのは厚みがあって縦長だからだと思います。厚みがあるのは、荷物の収納の観点では意外と良いのですが、新幹線の普通車の座席では、自席に置くと自分の足が入りません。かならず、大型荷物の収納場所に置く必要があります。私が使うJR東日本のE7系は各車両に大型荷物置き場が付いているので問題ないですが、JR東海などで古めの車両を使っている新幹線だと置き場所に苦労するかもしれません。
それと、投影床面積が正方形に近いので、内容物の配置を工夫して重心を低くしないと、点字ブロックの段差をキャスターが乗り越えることができずに、ひっかかります。これが地味にうっとおしい。
重いものはできるだけ下に入れると、点字ブロックにひっかからなくなります。
広告では回転モーメントが小さいから取り回しが良い、という意味の事が書かれていますが、確かにそれは実感できます。
3往復して目立った傷や汚れなどは付いていません。素材のせいかもしれないですが、いつもANAを使っているせいかもしれません。日本の航空会社はグランド・ハンドリングが丁寧だと聞いたことがあります。
不満な点は、ロックにキーを使っていることです。キーを無くす不安があります。ダイヤル式にして欲しかった。
まあ、概ね満足です。
スーツケースで1番人気はRIMOWA製だと思いますが、カタチだけ似せたものも多いですし、ターンテーブルではもっとも間違われやすいのではないでしょうか。購入時にRIMOWAも候補に挙げてましたが、空港のターンテーブルを眺めていると、RIMOWAにしなくて良かったと思います。
さて、これは何往復まで耐えてくれるかな。