雲一つない快晴の富士スピードウェイ。
アストン・マーティンのイベントに行ってきました。
Aston Martin Arcadia 2023 Track Day
3日間のイベントで、初日と2日目は浅草の浅草寺で展示。おそらく、そちらは大混雑だろうと思ったので、3日目の富士スピードウェイでの展示を見に来ました。
予想通り、囲いなどもなく、触れる距離で(もちろん、触りませんが)じっくりと見たり写真を撮ったりできました。
思えば40年前の高校生の時、周囲はポルシェだフェラーリだと言っていた時に、私はアストン・マーティン(当時はアストン・マーチンと言った)V8に憧れていました。そして、そろそろ定年が見えてきた今、アストン・マーティンを買えるか買えないか、微妙な位置にいます。
その昔、憧れだった70年代のV8。実は、実車を見たのはこれが初めて。これはコンバーチブルですが、高校生のときに憧れていたのはクーペでした。
アストン・マーティンは、限定車やコンセプトカーを雑誌やネットの記事で見かけますが、その実車はほとんど見る機会がありません。しかし、ここでは写真でしか見た事がないそれらの実車を見ることができて大満足です。
本日、先頭に置かれていたのは最新の限定車Valour。ちょっとフロントマスクが上のV8に似ている気がします。なんとなくマスタングっぽいところも同じ。
フォーミュラーも置いてありましたが、あまりにも綺麗なので展示用でしょう。まあ、フォーミュラーには興味なし。エレガントなデザインが売りの高級スポーツカー・メーカであるアストン・マーティンがフォーミュラーに出る意味はないように思います。
Vulcan。公道を走れそうなカタチですが、サーキット専用車です。レーシングカーではないです。お金持ちが、サーキットでスポーツ走行をするためのクルマ。
アストン・マーティンはどれもそうなんですが、真横から見た形状が超カッコいい。やはり、スポーツカーはロングノーズ、ショートデッキです。
こういう古いのはネットで調べないとわかりませんでした。
Speed Model Type C。1940年代のクルマらしいです。テールのデザインが素晴らしい。
V12 Speedster。
スーパーセヴンやスピダーに乗ってきたので、オープンカーはこういうのが好きです。風が直撃する厳しめのが良いです。
同じ系統でDBR22。
これも、真横から見ると、ほら、こんなにカッコいい。オープンカーはこうでなくっちゃ。
アストン・マーティンと言えば、ボンドカーというイメージを持っている人は多いです。私はあまり意識していないのですが、ボンドカーって映画用のギミック満載で子供っぽい気がするのですが、そんなに良いですか?
というわけでお約束のDB5。映画と同様、防弾の鉄板も出てくるし、ナンバープレートも変わります。映画に使われたそのものなのか、それともイベント用にリプロダクトされたものかは不明。
Valkyrie。これはその中でもAMR Proというさらに特殊なモデルみたいです。限定40台。サーキット専用車。じっくりクルマを眺めると、スポーツプロトタイプというより、フォーミュラーにボディを被せたような作りでした。ここまでくると、スポーツカーとして観賞する美しさはなくて、もうただのレーシングカーです。レーシングカーには魅力を感じず。まあ、どっちにしろ買えないので、どうでもよいです。
Valhalla。
007の映画にも登場したらしいです。見ていないので、どのように使われたのかは知りませんが。Valkyrieよりはスポーツカーっぽい。
やっぱり、アストン・マーティンと言えば、DBシリーズだと思うのです。DB12。
正統派のGTカー。だいぶ僭越だと思うのですが、LEXUS LC500を買う時に、DB11のイメージがありました。DB11は全然手が届かないけど、LC500ならなんとか、っていう気持ちが多少はあったかな。
限定車のOne-77。
もう10年以上前のクルマだと思いますが、最新のDB12と並んでいても、全然古さを感じないデザインです。こういうのを持てたら、新型が出ても気にならないし、価値も永遠に下がらないどころか、どんどん上がるんだろうなぁ。
それにしても、写真の構図に全然変化がないですね。いや、これ左側からとると、背景に直射日光が当たっていて露出が決まらないので、こっち側からの撮影になってしまうのです。