日本で知られていない中国車の紹介シリーズ、第3弾。
Aion Hyper GT
みた感じでわかると思いますが、EVです。セダンですがフロントがシザースドアという変わり種。
今年の6月に販売が開始されました。
空気抵抗係数Cd=0.19で世界最小だそうです。340HP、0-100km/hが4.9秒。販売価格は日本円にしておおよそ600万円。LiDAR装備しているのは、新型中国車なら当たり前です。
車内の写真も撮りたかったのですが、次々と人が乗り込むので、待っていられず助手席側から失礼して撮影。中央に大きなタブレットを置くのは、今の中国車の典型的なデザイン。
中国ではショッピングモールにクルマが展示されていることがよくあります。商談もできるし、地下駐車場に試乗車も用意してあるらしい。このような新型車には、多くの人が群がっています。自動車の購買意欲の高さがうかがえます。日本ではクルマが展示してあっても、あまり立ち止まる人はいません。
中国では自動車メーカが百花繚乱ですが、これから淘汰されると思います。
私の肌感覚では、残念なことに日本車は中国EV市場で淘汰された側にいると思います。
中国の都市部で売られる新車は、完全にEVメインになった感じです。ちなみに、充電インフラは今年の2月で520万台を超えたそうです。中国は広いので地方に行くとEV充電に困ることもあるようですが、都市部ではEVチャージャー100基設置の充電ステーションもあったりします。タクシーは大体EVです。