「ワイルドスピード/ファイヤーブースト」を観ました。久しぶりの映画館は、深圳のIMAX 3D。日本では3Dは下火になった感がありますが、中国ではほぼすべての映画館が3Dです。
以前、ブームになったときは解像度やコントラストが低くて、3Dでは見なくなっていたのですが、久しぶりに観た3Dは、そういう事は感じませんでした。技術は進歩していたらしい。さすがにIMAXで3Dは、最初の数分間は3D酔いを感じましたが、しばらくすると気にならなくなりました。そのまま気持ち悪かったらどうしよう、と思いました。
ワイルドスピード・シリーズは欠かさず全部観ていますが、最近はカーアクションが減って、殴り合いの肉弾戦が多く、よくあるアクション映画に成り下がっている気がします。以前は登場してくるクルマもマニアックなものが多くて、楽しめたのですが。
あと、この映画では過去作が回想シーンとしてよく出てきますが、登場人物が歳をとったのがハッキリとわかります。スターウォーズなどもそうでしたがシリーズが長く続くと、どうしても年齢が進んでしまいます。そういう点では襲名性の007シリーズは永遠に継続可能な、良い設定ですね。
中国語の題名は「速度与激情10」。映画は日本同様に、英語音声+現地語字幕なので、中国語がさっぱりわからない私でも楽しめる数少ない娯楽です。ちなみに、映画鑑賞のマナーは良いです。日本と同様。アメリカだと、声を出して笑ったり、手をたたいたり、とかするのでうるさいですが、深圳の映画館ではそんなことはありませんでした。