またまた、LEXUSディーラー。
オーナーズ・ラウンジの居心地が良いので、LEXUSディーラーに来るのは、あまり苦ではありません。むしろ、ちょっと楽しい。
LEXUS Circuit Experienceというイベントに参加申し込みをしたら、そのイベント前点検というのがありまして、そのために来ました。サーキット走行前の点検は自分の責任だと思っていたので、主催者側が前点検を無料で実施してくれることに驚きました。しかし、よく考えてみれば普通の自働車ディーラーの顧客で、走行前点検を自分で実施できる人は少数派だろうし、イベント参加料にはそういう費用も含んでいるのでしょう。
私の場合は、納車されて間がないので経年劣化は考えられませんが、年数が経過したクルマで参加する人もいるでしょうから、事前点検をしてくれるのは安心ですね。点検は30分程度で終わりましたが、イベント当日には現地での事前点検も実施されるということで、至れり尽くせりです。ポルシェなども正規ディーラーが主催するサーキットイベントがあるようですが、そちらもこんな感じなのでしょうか。
点検の待ち時間に、先月発売されたばかりのRXを見ました。これも初回販売分は抽選だったらしいです。すでに抽選は終了。
最近は本当に新車が買いにくくなりました。自動車業界はとりあえず半導体不足という理由で、半導体業界の生産能力不足のせいにしていますが、実際には半導体の生産数も生産能力も、ここ数年はかなり拡大してきています。そして、自動車に使われるのは生産の難しい先端半導体ではなく、2~3世代程度古い枯れた技術のものです。なので、自動車用半導体不足の原因は半導体製造業界にあるのではありません。これは自動車業界と半導体業界の商習慣の違いによるものだと思います。半導体は非常に複雑で長い行程を経て製品が完成します。そのため、半導体の主要顧客であるコンピュータ業界は半年から1年以上先の需要を見込んて発注します。ところが、クルマは悪名高い「ジャスト・イン・タイム方式(またはトヨタ生産方式)」。自動車メーカが3日後に納品しろとかサプライヤーに注文するわけです。自動車業界のサプライチェーンの王様は自動車メーカですから、自動車産業に関わっている会社は、その要求に応えるしかありません。ところが、これまで自動車業界のサプライチェーンの外にある半導体製造会社にとって、自動車メーカは二流顧客。最優先すべきは最新スマホやコンピュータ用のチップなので、自動車メーカが3日後に持ってこいと言っても、対応する気もないし、そもそも不可能なわけです。というわけで、自動車の生産増減を見越して半導体の注文が出来なかった自動車メーカに根本原因があるのですが、自動車の購買者にはわかりやすく半導体不足と言っているのです。
以上は、私の分析であって、本当のところは当事者でなければわかりません。参考程度にしてください。
話しがそれましたが、RZ。横から見ると、なかなかカッコいいです。ちょっと惹かれるものがあります。特に、この個体は色もいい。電動車というのも良いですね。
SUVには興味がない私ですが、理想と思うデザインのSUVはあります。それがこのRally Fighter。SUVというよりは、砂漠レースにも出られる本格派オフローダですが。
完全なクーペのボディで車高を上げて大きなタイヤを履かせたスタイル。
RZを見た時に、久しぶりにのクルマを思い出しました。RZのデザインは少しだけこれに近いように思います。こういうの、LEXUSから出して欲しいなぁ。ちなみに、Rally FighterはCorvetteエンジンを積んでいるので、LEXUSが類似車を出すならLCのエンジンを積むのが良い。