失敗しました。
C3のカーペットが黒ずんできたので、新しいのを注文した結果。
色が違う。少しだけデザインが違うのはあらかじめ写真で知っていましたが、色はわからなかった。
ちなみに、どちらの製品も正式なGMのライセンス品です。右側が正しい色です。
なぜ、このような事になったのか。調べてみたら。
私のC3は1968年式でインテリアのカラーコードは411。
一方、1969年式にもカラーコード411の内装があって、それが左側の色。同じカラーコードが1年違うだけで違う色なのでした。
カラーコードが同じなら、色も同じだと思いますよね、普通。
まあ、年式をきちんと確認しなかった自分が悪いわけですが。
返品交換すると往復の送料で製品価格を超えてしまうので、とりあえずこれを使うか。
なんか、違和感ありまくりです。中古車屋で適当に手持ちのカーペットをおまけしておきました感がぬぐえません。
次に何か部品を注文するときに、正しい色のを買うことにします。カーペットは結構重いので、送料が高いんだよなー。
ところで、これまで使っていたカーペットは、アメリカでクルマを購入したときに、同時に購入したもので、質感もよく気に入っていたのですが、たいして乗ってもいないのになぜ黒ずんでしまったのか。このカーペットの黒ずみは、靴にも移ります。
カーペットの裏。
謎の染みがあります。触るとこの染みが油だとわかります。最初は車両側に問題があることを疑ったのですが、異常は見つかりませんでした。機械式の油圧計なので、わずかに漏れてどこかを伝わってきたとか、シフトレバーの根元のブーツが破けていて、トランスミッションからの蒸気が内装の裏側に流れ込んでいたとか、そういう可能性を疑いましたが、車体側のカーペットには油じみはありません。
いろいろと調べたのですが、このカーペット裏のゴムが化学変化を起こして、自分自身の油を出したように思います。加水分解して可塑剤が出てきたのでしょう。よくあることですが、ゴムの加水分解は高級車でもよく見るので(ちょっと古いフェラーリなどはスイッチがベタベタして気持ち悪いことがある)、正規ライセンス品とはいえ、そこまでは審査基準になっていないのでしょう。
今度のカーペットは違うメーカのもので、質感も異なります。カーペット自体の質感は以前のものの方が良いですが、裏のゴムの耐久性はどうかな。