LCの納車は来週に決まりました。すでに、先週のうちにディーラーに届いています。すぐにでも受け取りたいのですが、仕事の都合がつかなくて、来週になりました。
レクサスの盗難はよく耳にするし、町内の回覧板でもレクサスオーナーへの注意喚起がされているほどなので、納車されたらすぐに盗難防止装置の取り付けもすることにしていて予約済み。
2年ぶり、通算22台目のクルマになります。そして過去最高価格でかつ新車。ついでに、過去最高出力です。
小学生の高学年の時期に、今では伝説と化しているスーパーカーブームの洗礼を受け、それからずっと常にクルマが心の中の大きな部分を占めていました。色んな趣味にちょこちょこと手を染めましたが、クルマに関しては最初から今日までブレがなかったですね。
最終的には、アストンマーチンの新車くらいまで行きたかったですが、サラリーマンを続けているとここら辺が限界っぽいです。しかし、未来の事は誰にもわからなくて、5年前に発表されたばかりのLCを見た時にはまったく興味がなくて、まさか将来買うとは夢にも思っていませんでした。というか、そもそも1年前でも考えていませんでした。
今回のLC購入の一番最初のきっかけは、2021年10月の69’ Mustang Mach 1でした。そのときの記事がこれ。http://www.pac1.net/corvette/2021/10/mustang-1.html
ここから、70年式のMach 1を探しているうちに、諸事情を考慮して今どきのMustangの購入を考え、そして信頼性や使い勝手からレクサスRCを注文。待っているうちに、興味がLCに移ったのでRCをキャンセルしてLCを注文。という変遷をたどっています。
RCからLCに変更する時、必要金額が大幅にアップしたので、コルベットのC8やアストンマーチンV8の中古、ジャガーFタイプ、カマロSS、フェラーリV8の中古なども一時的に候補に挙がりました。しかし、通勤にも雨の日にも使うと決めていたので、信頼性や利便性の点でレクサスの優位は崩れず、LCとなりました。
ジャガーFタイプ
アストンマーチンV8
カマロSS
今まで、趣味車は愛するあまり、汚れるのが嫌で雨の日には絶対に乗らなかったのですが、足車を兼ねることにしていたので、風雨や気象条件が悪くても耐えられて修理も早い国産スーパースポーツということになり、主にデザインとエンジンでLCに最終決定したのです。
リセールまで考慮するとGT-Rがベストだと思いますが、デザインが好みではなく。あと、やっぱりエンジンはV8だと思うのです。気づかれていると思いますが、上に挙げた候補車はすべてV8なのです。それで国産車でV8のクーペとなると、レクサスのLCかRCFしかないわけです。
こうやって文章にすると、消去法でLCになったような印象になりますが、実際にはそんなことはなく、「これだっ!」と惚れ込んでいる部分もあります。特にデザイン。ただし、コルベットのように盲目的ではなくて、それなりに冷静な判断も入っているということです。
コルベットに関しては、C8にはあまり興味がなくて、もしモダン・コルベットを買うならC7のZR-1一択だと思います。しかしこれは完全趣味車扱いになるので、今回の候補には入りませんでした。そういえば、私の最初のコルベットC4は、毎日通勤に使っていたんですよね。まあ、あれはアメリカ在住時だったので、特に難しいことはなかったのですが。
それにしても、国産車もこれらの個性的なクーペと同列に扱って選択できる時代になったのは感慨深い。そしてガソリンを燃やして走るクルマの最後に間に合って良かったです。人類文明が順調であれば、この先も数世紀にわたり自動車は存在すると思いますが、その歴史の中でガソリンを燃やして走るクルマは最初のほんの100年程度の期間になるはず。そういうレアなクルマの時代に生きられて幸運でした。