引用元: AUTO MESSE WEB
昔、足車として乗っていました。日本に家もクルマもない状態でアメリカから引っ越して来て、ホテル&レンタカーという借り物づくしの時に、まずはクルマを買う事が最優先でした。即納となると中古車に限られるため、近場のディーラーで在庫していたステーション・ワゴンを購入したのがレグナムでした。
クルマを買うには車庫証明が必要だけど、ホテル暮らしなので車庫証明が取れず。家が決まるまでは使用者をディーラーにしておいてもらっていたと思います。
ステーション・ワゴンはアメリカ生活でとても便利だったので、日本での足車もステーション・ワゴン一択でした。ただ、すでに日本ではステーション・ワゴンの人気は下火になっていて、あまり中古車の選択肢はなかったです。
確か2.4Lの直4エンジンで、ボアが大きいためか、GDIの初期だからなのか、アイドリングの振動が大きくて、メカノイズも大きめだったのを覚えています。
こんな感じで、適当に買ったクルマでしたが、10年間乗りました。実は、足車のなかでは一番長く乗ったクルマです。最後はアイドリングしなくなって、左足でブレーキを踏みながらアクセルペダルを僅かに踏んでエンストを防ぐというテクニックで乗っていました。が、ある日交差点で左折している最中にエンストしてパワステが突然重くなったものだから、曲がり切れなくなって左折した先で対向車とお見合いになってしまうというヘマをやらかして、買い替えを決意したのでした。
多分、アイドル・コントロール・バルブが汚れているとかそういう問題だったと思うのですが、まあ修理する気もなかったので、そのまま買い替えてしまいました。
適当に買ったクルマでしたが、逆スラントのフロントマスクがちょっとマスタングっぽいところとか、案外と気にいっていたので、長く乗ったのかもしれません。足車の写真は、ほとんど撮っていないのですが、たまたまどこかの駐車場で撮った写真がありました。