3年ぶりに開催されたK4-GP 10時間耐久レースに参加してきました。例年は監督に専念していましたが、今年はドライバーとの兼業です。
今年のうちのチームのスターターは、横浜ベイスターズのDB.スターマン。野球はまったく見ないので、何だかわかりせんでしたが、一部のファンには受けていたみたいです。
ちなみに、ハーレイクインは隣のチームのスターター。こっちはわかります。再現度が凄い。
10時間を5人のドライバーで均等割りすると、一人当たり2時間。順位を狙うなら、ドライバー交代回数を減らすのが鉄則ですが、炎天下、エアコンなし、レース用フル装備で2時間走れる体力はない、と思ったので、1名を除き2回のスティントに分けました。なので、ドライバー交代は8回。
レース当日は意外と涼しくて、実際に走ってみると2時間いけたような気もします。
とはいえ、1時間走ってピットに戻る頃にはノドはカラカラ、スーツもヘルメットも汗びっしょりという状況で、第2スティントを走る時に、汗で濡れたままのスーツを着るのは、ちょっと嫌でした。
走行時間は10時間あって、自分が走るのは2時間。残り8時間はわりと暇です。しかし、オンボードカメラの映像やクルマのデータはピットにリアルタイムで届いているので、それを眺めていると飽きません。今年はYouTubeでライブ配信もやったので、たとえばレストランで食事をとりながらでも、走行状態が把握できます。
ドライバーへの指示も、テキストメッセージで送っているので、ピットロードからサインボードを出す必要もありません。
久しぶりに自分で走りましたが、うちのビートは遅い。コーナーで遅いのは腕のせいだとしても、直線でもバンバン抜かれます。トゥデイ(NAエンジンの軽自動車では最速)についていけないのは、仕方ないとしても、同型のビート(今や3台しかいません)に直線でも全然ついていけないのはどうしたものか。
一時期、燃料規制がきびしくなったときに燃費対策として5速のギア比を小さくしたのが原因のようで、5速での加速が鈍すぎます。
というわけで、なるべくコーナーリングスピードを落とさないで走れるように色々と試していたのですが、1コーナーを4速のままアウト-アウト-アウトで走ってみたら、立ち上がり付近のアウト側にはゴミがいっぱいあって、それに乗っかってスピンしてしまいました。幸いにも、衝突無し。
その他、R車両に追い越され時に接触されたり(ホイールが歪んだと思われる)、ドライバー交代が少しでも早くなるように導入したはね上げ式のステアリングホイールが外れてしまいピットで修理作業をしたりなど、トラブルはそれなりにありましたが、レース続行に支障が出るようなこともなく、10時間を無事に走り切りました。
主催者も変更になって、多少の進行の違いがあるなどしますが、10年以上続けて参加しているイベントですから、深い付き合いはなくても、見知ったチームも多く、3年ぶりに元気な姿を見られて嬉しかったり、常連だったチームが見当たらなくて寂しかったり。
準備が大変だったりもしますが、終わってみればやはり楽しかったことに違いはなく。来年もまた参加したいと思いました。