波志江の後はレクサス。
LC500のある生活をイメージしてくださいとのことで、LCを貸してくれました。そこで自宅に乗って帰って、ガレージに収めてみたり、よく行くところに行ってみたりしました。コンバーチブルでしたが、クーペと内装はほぼ同じ、乗り味もほとんど同じということでした。
レクサスと自宅の往復には高速道路を使いますが、排気音が素晴らしいです。こういう音はコルベットでも出るのですが、4速なのでローでも相当なスピードになってしまい、なかなかそこまで引っ張れません。LCのように10速あると、街乗りでも音とギアチェンジが楽しめます。ATだけど、ブリッピングがしびれます。
普段使いするとなると、ガレージに入れるよりはカーポートの下に置くことになるので、とりあえず入れてみました。
ディーラーに置いてあるときはあまり気になりませんでしたが、見慣れた自宅のカーポートに入れてみると、かなり大きいことに気が付きます。ステーションワゴンのボルボよりもデカイ。
試しに、ガレージにも入れてみました。コルベットと並ぶと、LC500の大きさが際立ちます。
幅方向は問題ありません。長さ方向は、ガレージの奥を片付ける必要があります。片づければ問題なし。しかし、通常は外置きになるでしょう。でも盗難が心配。セールスによればハンドルロックは必須らしいです。
写真や動画では、LC500は車高が低いクルマに見えてスポーツカーっぽく見えますが、実際にはセダンとほぼ同等の着座位置で、運転席に座ると見える景色はセダンのそれです。
その証拠に、コルベットとハンドルの位置を比べてみてください。こんなに高さが違います。
コルベットのハンドルの上端が、おおよそLC500のハンドル中心の10cmくらい下。着座位置のヒップポイントは、おそらく30cmは違うでしょう。
横幅があるので、縦横比的に低く見えているだけで、実際にはかなり高い位置に座ります。乗り降りするときの感じではポルボより高いかもしれません。
こうやってシートの位置だけ見ると、かなり高い。そのため、走っている時には、なんとなく腰高感があります。しかし、この方が使い勝手は良いし、誰でも違和感なくすぐに馴染むと思います。乗り降りの時に「よっこらせ」などという掛け声が出ることもありません。コルベットよりは断然実用的です。普段使いには良し。
カタログ値の車幅は1920mm。以前に乗っていたフレアフェンダーのC5コルベットが1960mmだったので、それよりは幅は狭いです。走行中特に気になるものではありませんが、普段使いするとなると駐車場を選びますね。田舎なので、少し離れたところに止めれば問題ないのですが、私が普段行くところを思い返してみたら、歯医者の駐車場が厳しいです。とめることは可能ですが、隣のクルマにドアをぶつけられそう。
と思っていたら、妻が「だったら歯医者を変えればいいんじゃない?」と言いました。それは思いつかなかった。
レクサス店に行くまでは、4Cを手放したくなくて、LCを買わない方向に傾いていましたが、長時間試乗させてもらって、今は少し心が動いています。
しかし、LCを普段使い出来るのか? 趣味車だったら何の問題もありませんが。エンジンをかける時に、いちいち排気音がデカイのはマイナス。派手なクルマに乗るのは慣れているから視線は気にならないけど、これでスーパーに行くのはちょっとバカっぽいなぁ。