プラグコードの交換
最後にレストアされた2001年から交換されていないので、交換します。
新品のプラグコードを入手。1968年式は今では見ることがないシールドタイプのプラグコードです。こういうのを青とか赤のプラグコードにしてしまうのは台無しだと思います。
オリジナルには製造年月日が入っています。数10ドル追加すると、オリジナルと同じ字体で、任意の製造年月日の刻印を入れてもらえるのですが、そこまで拘っていないので、製造年月日なし。アメリカはそういうところまで気を使った旧車パーツが普通に手に入るのが凄いところ。
点火プラグ
8気筒エンジンなので8個あれば良いのですが、16個購入。点火プラグはごく稀に不良品があります。おそらくメーカでは不良の範疇には入らないのかもしれませんが、微妙にスパークが弱いものがあります。そこで16個買って、元気の良い物8個を選択して使います。貴金属を使っていない普通の点火プラグは安いので、こういうことができます。
ちなみに、このプラグはオリジナルと同じ型番ですが、現代のメーカーロゴになっています。しかし、こだわる人のために旧デザインのロゴのバージョンも売っています。
コードLOOM
LOOMは「織機」の意味ですが、ケーブルやコードを留める部品のことをLOOMと言います。辞書には載っていません。適切な日本語は思いつきません。「コード押さえ」とかでしょうか。プラスチック製なので、エンジンルームの熱とプラグコードの重みで少しずつ変形していくので、時々交換します。1個2ドルくらいなので、こまめに交換しておくと、エンジンルームが美しく見えます。
水温センサ
普通に売っているセンサは、結構抵抗値がバラついています。これはコルベット専門ショップによる校正済み。私のC3は実際の水温より、かなり低めに表示しているようなので、交換してみます。
キャブレターガスケットとインラインフィルタ
キャブレターからのガソリン漏れがだんだん酷くなってきました。エンジンが回っている時は良いのですが、始動時に加速ポンプでガソリンを送り込むとインテークマニホールドにガソリンが溜まるので、ガスケットからの漏れかもしれないと思い、試しに交換してみます。キャブレータのオーバーホールキットも買ってありますが、オーバーホールをすると時間がかかるので、とりあえずガスケット交換で止まらないかな。
インラインフィルタは一度交換していますが、キャブレターを外す時についでに交換するのが楽なので。
他にも、去年買ってそのままになっている、ブレーキ一式があるのですが、最近はクルマを持ち上げるのが面倒で。ゴールデンウィーク中にそこまで手がまわるかな。