未だに高額な買い物をした実感がありません。納車がいつになるかもわからないので、まだ代金を1円も払っていないことも注文したことを実感できていない原因かもしれません。唯一実感できるのは、「新車注文書」を眺めた時だけ。
YouTubeでRCの動画を見ているうちに、LCの動画まで見てしまい。銀行口座には、まだ車両購入資金が残っているものだから、多少無理してLC買っちゃおうかなぁとか、いやLCを買うんだったらC8 Corvetteを買う方がいいかも、などと本来の目的(雨が降っていても気にせず乗れて、通勤にも使えるオシャレなクーペ)を忘れかけてしまうこともあります。
初心(?)を思い出すために、カタログやYouTubeの素人レビュー動画を眺めているわけですが、今更ながら２つのことに気が付きました。
その1 ドアバイザーのオプション設定がない
国産車では90%以上の装着率だと思われるドアバイザー。意識して街を走っているクルマを眺めてみるとわかります。ほぼすべてのクルマがドアバイザーを装着しています。私は昔からこれが疑問でした。だって、カタログには空気抵抗をいかに軽減して走行性能を改善したかを説明しているのに、ドアバイザーを付けたら、せっかくの流体設計が台無しではないですか。最近では数cmしかないボルテックスジェネレータまで使って気流コントロールをしているのに、ドアバイザーという巨大な障害物は、自動車メーカの流体設計をしているエンジニアの努力を水の泡にしています。
なので、私はたとえディーラーがサービスで無料で付けると言っても、絶対にドアバイザーを付けません。そんな、何のためにあるのかわからないけれど、みんなが付けているドアバイザー。RCのオプションカタログには載っていませんでした。LEXUSの全車種で設定があるのかないのか知りませんが、少なくともRCの販売企画をしている人は「わかっている」人だと、私は判断しました。素晴らしい。
その2 北米仕様にはAWDが設定されている
通勤に使う事を考えているので、AWDがあればそれを選びました。なぜ本国仕様のはずの日本にAWDの設定がないのでしょうか? ハンドル位置の関係でトランスファーが入らないとか、そういう技術的な問題なのかもしれません。もし日本ではAWDは売れないと考えたのであれば、残念です。AWD、欲しかったな。