Mustang欲しい病 続

今度のMustang欲しい病は、いつもよりちょっと長い。
方向性としては3種類考えています。

その1. 1970年式Mach1
多分、コストパフォーマンス的には、これが一番良い。10年後(66歳!)に売るとして、おそらく売値は買った時の値段を下回らない。買った時の値段よりも高い値段になる可能性も高い。部品の心配はない。
これを選択する場合は、エージェントに依頼してアメリカのオークションで落札するのが最善手だと思います。
たとえばこれ。昨年秋のBarret-Jacksonのオークションに出品された個体。落札価格$28,600。
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351エンジンのシェイカーフード。
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写真だと綺麗に見えますが、説明によればフロアの補修が悪いらしい。価格が安いのはそのためか。

アメリカの中古車屋の広告に出ているこれ。$50,500。程度は良いらしい。一応、Complete Restorationと書かれている。
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エンジンは351。だけどシェイカーフードではない。
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まだ調べていませんが、どうもシェイカーフードになっているものとなっていないものがあるらしい。Mach1なら全部がシェイカーフードではないのかもしれません。オプションだったのかな。

ビッグブロックのCobra Jetを積んでいるモデルは、かなり高額ですがスモール・プロックはそれほどでもないというか、案外安い。とはいえ、この先どんどん値が上がると思うので、買うなら早い方が良い。

いずれにせよ、日本では絶対数が少ないので(アメリカでも決して多くはありませんが)、日本の中古車屋の在庫を探すよりは、コルベットと同様にアメリカで買って日本に輸入する方が選択肢は多いと思います。

問題は、置き場所。どうしたって、ガレージに入れるしかなくて、そうなると4Cを出すしかない。でも4Cも気に入っているし、4Cがなくなると真夏に気軽に乗れる趣味車がなくなってしまいます。

その2. 10年落ちくらいのMT車
この辺だとクラシックとしての価値はないので、日本の中古車屋の在庫から買っても良い。それと、外のカーポートに置いても惜しくないので4Cはそのまま持ち続けられます。10年後に売るとしても、すでに値段が十分に下がっている状態なので、さらに下がるのは100-200万円程度で済むかもしれません。でも故障はそろそろ心配だし、部品によっては入手困難な場合もあるかもしれません。
すこしネットで検索してみると、こんなのがいいかな。
Shelby GT500。 2012年式 597万円。
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一応、シェルビーだし。ここから先の値落ちは少ないのではないだろうか、という期待。

その3. 5年未満のAT 4気筒モデル可。
完全に見た目だけ。故障の心配がないし、これなら妻が運転できる。税金も安いし燃費も良い。
実は、どこにでも気軽に乗れるということでBMWのZ4からアルトターボRSの4WDに乗り換えた妻が、やっぱりカッコいいクルマに乗りたくなってきたらしく。新しめのマスタングはブ厚くて嫌と言いつつ、アルトよりは良い。その場合はこんな感じ。
2018年式 エコブーストエンジン 408万円。
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見た目はマスタングだし、直4とはいえエコブーストなのでパワーは十分にあるし。BMWの3シリーズのクーペに乗るよりは、こっちの方がオシャレ感があります。何より、妻が毎日乗るので稼働率が高く無駄にならないし、雨の日に乗っても惜しくない。
ただし10年後に売るときは、買い取り価格が良くて100万円台の前半くらいでと思われ。トータルでは一番お金が出ていく選択です。

まあ、悩んでいる時が一番楽しいというのはクルマ好きの共通認識ですし。このまま面倒になってきて興味を失うまで、いろいろと悩んでみます。