たったひとつの冴えたやり方

会社から支給されたノートPC。英語キーボード。
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外資系グローバル企業なので、それは仕方がない。ほとんどの人は、多少の戸惑いはあるものの、そのまま使う事ができます。しかし私には困った問題があるのです。それは、私が「かな入力」使いであるという事。外資系といえども。日本語は使うのです。
キートップに「かな」表記がないということは大した問題ではありません。問題なのは、キーの数が圧倒的に足りない事。英語キーボードでも「かな入力」設定をすることは可能です。しかし、その場合、入力できない文字があり、実用はできません。

キーボードを外付けするという方法がとれますが、机の上の専有面積が大きくなってしまうのと、ノートPCとしてのモニタとキーボードの配置に違和感が生じます。

「ついに、これを使う時が来たようだな。」
と、心の中でつぶやいて、キーボード保管箱から出してきたのが、このエレコムTK-DCP03BK。
ノートPCのキーボードにオーバーライド(物理的に)。
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日本語キーボードであり、狭ピッチ。フィッティングもバッチリ。違和感なく日本語入力が可能になりました。素晴らしい。おまけに、ポイティング・デバイスはトラック・ボールです。これを作ったエレコムの人は、わかっている。

私は、狭ピッチキーボードを見つけたら、とりあえず買っておく習慣があります。キーボード保管箱には多種多様なコレクションがあるのです。ほとんどが、私の好みにあわなくて日の目をみることはありません。これも、そういうキーボードの一つでしたが、まさか活躍することになろうとは。

唯一気に入らないのは、「ろ」と「-」のキーが少し小さいこと。でも、許せる範囲内です。もう少し薄く出来ていると最高なのですが。これは、このキーボードの用途が本来はタブレットを接続して使うために、タブレットスタンドとしての形状になっているから。
もう一枚買って、改造してみようかなぁ。