帰る時に写真を撮ったので、他のクルマがありませんが、ボチボチ来ていました。しかし、普段よりは少なめ。
ロペライオのYouTubeチャンネルの影響で、時々エアコンの効きについて質問されますが、問題なく快適に効きます。あと背中のバルクヘッドも熱くなりません。ちゃんとしています。
以前に乗っていたルノー・スポール・スピダーは背中が熱くなりました。ルノーの名前を冠していてもレーシングカーを作っていたアルピーヌの工場で生産されていたので、いろいろと設計や作りが雑でした。その点、4Cは構造こそレーシングカーに近いものの、マゼラティの工場で生産されていたためか、雑な作りは見られません。まあ、トランスミッションのプログラムは雑ですが。
今日は、これから家を建てるにあたりガレージを考えているという人がいたので、強く勧めたのは、絶対にビルトイン・ガレージで建てる事です。多くの住宅メーカはガレージを嫌がります。酷いところになると、イナバのガレージカタログを出してきたりします。しかし、家を建てるなら別棟は以下の理由から絶対にお勧めしません。
理由1.
コストが不利。
別棟でガレージを建てる場合は、工事の手配が分かれます。そのため、ビルトインなら家を建てることに含まれる作業が、別にかかることになります。また、ビルトインなら壁や屋根が家の一部と共用されますが、別棟になると建材が余計にかかります。
理由2
ローン金利が不利。
ビルトインなら住宅ローンが組めますが、別棟ガレージは住宅ローンが組めません。住宅ローンはもっとも金利が安いので、できるだけ住宅の建築費用に乗せてしまうのがお得です。
それに、別棟の場合は、家を建てた直後に数百万円の現金が出て行ったり、別のローンを組んだりするのは精神的に躊躇われます。結局、もっと後でと思ったまま10年以上も過ぎてしまったり、ガレージを作るつもりの場所にカーポートを設置してしまって、そのままとしてしまう例もよく聞きます。
理由3
外観が不利。
ガレージを別棟にする場合、多くの人は既製品を選択すると思います。その場合、家の外観との統一感をあきらめるか、既製品の改造をして外観を出来るだけあわせるようにするか、となりますがその場合は余計なコストがかかるし、そもそも完全に統一感を出すのは難しいでしょう。
ガレージのシャッターは電動か手動か? という事も聞かれました。
それ以前に、まずガレージドアにシャッターはやめましょう。知識のない設計士だと安易にシャッターを入れてしまうかもしれませんが、そこはガレージ用のオーバースライダー・ドア 一択です。多少値が張りますが、ローンにしてしまえば月々の支払の差は大したものではありません。一般住宅に金属製のガラガラ上げるシャッターは、やはり外観的にそぐわないです。オーバースライダーも工場用のものはやはり一般住宅に似合いません。
一般住宅ガレージ用のオーバースライダーは、ほぼ電動です。万が一モーターが壊れたり停電しても、開閉機構との連結を切れるようになっていて、手動で開け閉めできます。
家を建てる時に、ちょっとでもガレージの事が気になったら、絶対にガレージを付けておかないと、あとで絶対に後悔します。
「やっぱり、ガレージをつけておけばよかったなぁ」
というつぶやきを、何度聞いたことか。