Hollyのポンプカムが届きました。
加速ポンプの吐出特性を決めるカムです。
Weberなどのスポーツカー用キャブレターでは加速ポンプの吐出量を調整できるますが、Hollyは吐出量だけでなく、さらにアクセルの踏み込み量に応じた加速ポンプの吐出量プロフィールを変えることができます。
どういうことかと言うと。
説明が面倒くさいので、下のHolleyの公式ビデオを見てください。ポンプカムのところから始まります。
私のC3は、夏になると空ぶかしで一瞬、息をつくのです。シフトダウンの回転合わせなどのとき、冬は「バンッ!!」て感じで、超絶レスポンスで回転が上がるのですが、夏になると「バッバンッ!!」て感じで、素直に回転が上がってくれません。
意識してアクセルの踏み方を気持ちゆっくりにすると「ブワンッ!」て感じで普通のクルマなみには回転が上がるのですが。どうにも気持ちが良くない。
3ペダルを運転する醍醐味の一つは、減速の時に無駄にシフトダウンして
「バンッ!ンーーー 、バンッ!ンーーー」
とやりながら、4→3→2とギアを落として、
「クーッ、カッコいいーーー」
と、やるのが楽みなわけじゃないですか。このとき、必要もないのにヒール&トゥなんかして。
それが、いまいち爽快に決まらないので、なんとかしたいわけです。
加速ポンプの吐出量が多いのか少ないのか、どうもわからないのですが。
症状が出るのは夏、それもエンジンの温度が上がってから。という事から推測すると、ガスが濃すぎなのかもしれません。
このキットには8種類のカムが入っていて。
それぞれの色が、このような特性になっています。(画像クリックで拡大)
シフトダウンの空ぶかしなので、そんなに踏んでいないので20-40°付近の特性が関係していると思われます。
今、付いているカムは、赤。
ということで、20-40°付近のリフト量が赤よりも小さい色のカムを選んでみるのが最初の試み。その場合、黒かピンクということになります。試してみるしかないですね。
排気音がでかくて、エンジン調整が自宅でできないのが面倒で。休日の工業団地の路上でやるのですが、休日業務のトラックドライバーに話しかけられたりするから、嫌なんだよなぁ。