塗装再開。
スピーカー配線。
このスピーカーはバイアンプ駆動する予定はないので、フィルタ・ネットワークは箱の中に内蔵します。
完成。
箱は塗装でストライプを入れてみました。
両脇に控えているのは、いままで使っていたSONY製の3Way。20年近く前、アメリカのBest Buyで購入したもの。
使用しているスピーカーは、
ウーハー: DAYTON AUDIO DC200-8 Classic Woofer
ツイーター: Pyramid ホーンツイーター TW44
本来このキットは、フルレンジ・スピーカー1個で鳴らす設計で、推奨スピーカーユニットはFOSTEX製を指定しています。そのまま素直に組んでも面白くないので、勝手にウーハー+ツイーターの2Way構成にしました。ツイーターは、デスクトップ用のスピーカーを製作した時に採用したのと同じモデルです。気に入ったので、今回はこれに合わせてウーハーを決めました。
試聴。
このスピーカーは音楽鑑賞用ではなく、AV用です。左右前後とフロントセンターの5ch構成で、このスピーカーは前の左右に使います。映像ジャンルは主にアニメ、映画、ドキュメンタリー。
ちなみに、TVは55インチのプラズマです。そろそろ買い替えたいのですが、銀座のソニープラザで8Kの有機ELを見て以来、次に買うならもっと大画面の8K有機ELにしようと思っているので、お手頃価格に降りてくるのを待っているところです。
AVアンプ内蔵DSPの自動調整を行ってから映画を観ると、凄い、今までと全然違う。アクションシーンの打撃音で床が震えます。
普段、ここではあまり見ないミュージックビデオで音楽の聞こえ方も試してみます。クラッシック、ロック、アイドル曲など聞いてみましたが、低音の出方が全然違いました。バスドラムの音が歯切れよく聞こえます。
予想以上に良いです。もともと、特にスピーカーに不満があったわけではなく、GWの暇つぶしと思って作ってみたスピーカーですが、こんなに迫力が増すとは思いませんでした。大成功ですね。
ところで、試聴したミュージック・ビデオにAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を使いました。見ているうちに、あまりにも楽し気で、もしかしたら、新型コロナのせいで二度とこういう時代は来ないのかもしれないと思って、ちょっと涙が出ました。
人類が天然痘を撲滅するのにかかった時間や、インフルエンザすらいまだに根絶できない現状を考えると、コロナウイルスを撲滅するのは遠い未来の事になりそうで。こうやって大勢の人が一カ所に集まって、みんなで楽しくダンスを踊るなんてことは、もうできないのではないかと思いました。人類は環境適応能力が異常に高い生物なので、おそらく適切な距離を保つという社会習慣が定着するのだろうと。
たとえば、今から20年後くらいに、若者がこのビデオを見て(人の密集度合いやマスクをしていないことに)嫌悪感を持つ、ということになるのかもしれません。