今日はダムサンデーですが天気が怪しいので行かないつもり。でも、コルベットを少しは動かしておこうと思い、エンジンをかけたらキャブレターからのガソリン漏れを発見。リア側セカンダリーのフロートレベル調整のロックネジから。
外してみるとガスケットがボロボロ。
ガスケットを剥がして、砥石で磨きました。
手持ちのオーバーホールキットの中に、このガスケットは含まれているのですが、それを使ってしまうとオーパーホールの時に足りなくなってしまいます。
ストックパーツを漁っていたら、M5用のシールワッシャがあったのでそれで代用。これで漏れなくなりました。
最近、インテークマニホールドの窪みにガソリンが溜まっていることがあって、キャブレターのオーバーホールをするつもりでいたのですが、もしかしたら、ここが原因だったのかも。
そのあと、漏れが止まった確認も兼ねて旧知の自働車整備工場へ。イタリアの古いクルマを専門としつつ、趣味車全般を見ている工場で、以前一緒に仕事した仲間です。
静音マフラーにしたら調子悪くなったことを相談すると、大排気量の旧車で高圧縮のエンジンは排圧がとても高いので、マフラーの影響を強く受けるとのこと。
今の状態は、音がバスバスしていて、トルクがなく、レスポンスが悪いのですが、高圧縮エンジンで無理やり音量を小さくしようとした場合の典型的な症状だそうです。
それを聞いた帰り道、以前あった弾けるようなレスポンスがなくなっていることがとても残念に感じて、元に戻すことを決心しました。
そして帰宅後、マフラーの交換作業。サイドパイプは交換が簡単なところもよいです。
交換後、少しだけ試走しましたが、やはり全然違う。それに思っていたほど爆音でもない気がします。俄然、運転が楽しい。
始動性も改善していました。静音マフラーで始動性が悪くなった気がしていて、でもその理屈がわからなくて気のせいかも、と思っていましたが、気のせいではありませんでした。
取り外した静音マフラー。
SUS304製で、作りはいいんだけど。大して音量が下がらないくせに、欠点ばかりが増えてしまうものでした。静音マフラーの出番は、もうないかもしれません。