別のショップから届いたブレーキスイッチ。
前回と同様にホットメルトが盛ってありました。
ショップを変えてもメーカーは同じらしい。
どうやら、これは仕様なのでしょう。目的は樹脂のブーツを固定しているのか。
スイッチの抵抗を計ると0.3Ωほどありました。ブレーキランプが1個25Wなので4灯で100W。電圧が14.5Vだと電流は6.9A。0.3Ωの抵抗値だからRI2で約14W。そりゃあ焦げるわ。なんで、そんな抵抗があるのかはこの際置いておいて、このまま取り付けても、また焦げるだけです。
なのでリレーをかませることにしました。ブレーキランプスイッチはリレーを駆動するスイッチにして、ランプの電流はリレーでON/OFFします。
あまりオリジナルから変えたくないのですが、安全上の問題点は変更してでも潰しておきます。
リレーのケーブルアサイン。
念のため、リレーに電流を流して発熱をテスト。
14.3Vをかけると0.14A流れています。0.3Ωの抵抗をもつスイッチ部分の発熱は0.006W。これなら燃える心配はありません。
リレー自体は約2Wの発熱なので、それなりに熱くなりますが、1時間ほど通電していても焦げ臭くなることはありませんでした。触るにはちょっと熱いですが。
これにランプの電流7Aが流れても、40A対応のリレーなので問題ないでしょう。ただ、リレーの動作音がカッチンカッチンうるさいです。クルマに取り付けたら気にならない程度だと良いのですが。
このブレーキランプスイッチは純正品ではありません。二つ買って二つともダメなので、たまたまではなく粗悪製品と言ってよいと思います。68年式に乗られている方は注意してください。タレントのコルベットが燃えたのも。多分これだと思うなぁ。