今日はDC/DCコンバータをテストします。
アンプの必要電源はDC+24V。一方、DACの電源はDC+12V。アンプ用に24V電源を用意して、そこからDC/DCコンバータで電圧変換してDACにも供給する計画。
知り合いの電気設計者はDC/DCコンバータのことを「デコデコ」と言っています。それって普通に使う言葉なのかと思って検索してみたら、「デコデコ」と言うみたいですね。
DACにはオペアンプが搭載されています。調べていると、オーディオの世界ではオペアンプを両電源で使う方が音質が良いとされているらしい。このDACを+/-15Vの両電源で使えるようにする改造方法を見つけたので、どうせデコデコを使うなら両電源にしてやろうかと思いました。確かに、+12Vで使うよりも+/-15Vで使う方がダイナミックレンジが広くなりそうな気はします。
そして、これまたAmazonで見つけた1枚で単電源から両電源を作り出す基板を購入。Amazonのこの手のやつは、仕様がちゃんと書いてなくて買った人のレビューが頼りだったりするのですが、この基板も例によって情報不足です。
まずは+12Vを加えて出力をみてみます。ちゃんと両電圧が出ました。ボリュームを回して+/-15Vになるように調整。無負荷なのに、こんなに電流が流れるものなのだろうか、と疑問に思いましたが。
このまま電圧を少しずつ上げてみたら20Vになったところで、プチっと音がして電圧がなくなりました。えーっ!!
一度電源を切ってから再度12Vを入れてみましたが、+側電圧が出ません。壊れましたね。
基板を観察すると、片側のICが焦げてました。ちなみに、-側は電圧が出ます。
一応、IC(XL4003E1)のデータシートを見てみましたが、最大入力電圧は35Vって書いてあるんだけどなぁ。
たまたま不良品なのか、それとも20Vはこの基板では仕様外なのか、あるいは使い方が悪いのかわからないので、もう1枚同じのを買う気にはなれないなぁ。どうしたものか。