DACに+/-15Vを供給するのはあっさりとあきらめて、基板の仕様どおり+12Vで使う事にします。両電源の作り方は、そのうち調べていつかチャレンジします。
アンプ用の電源+24Vから+12Vを作るにはただの降圧用DC/DCコンバータを使えばよいだけです。DACの電源電圧の安定性は重要らしいので、DAC一つにつきコンバータを一個使う事にします。実は深く考えたわけではなく、Amazonで買ったら5個入りで930円だったからなのです。余らせてしまっても使い道はすぐにはないですから。
今回から電源は本番用の電源を使います。電源に3個並列につなげて、それぞれ電圧を12Vに設定しました。
先日のテストで満足な結果だったDACをもう2枚買い足して3段重ねにしました。電源と繋げて初期不良をチェック。問題なく音が出ました。そのまま、30分ほど鳴らしていましたが、大丈夫なようです。これで6ch入出力のDACが出来上がり。
早速DSPを繋げたいところですが、基板が置いてあるだけだとケーブルの曲がりぐせでゴロンと転がって、不用意なショートとかを起こすと嫌なので、次は転がらないように台を作ります。最終的にはケースに収めるつもりですが、レイアウトの検討には時間がかかりそうなので、まずは鳴らせるところまで進めたい。
ところて、最近はアンプの方に夢中ですっかり忘れていましたが、スピーカーのエンクロージャの材料が届きました。今回は自分でゼロから設計して、切出しは業者に依頼しました。
さすがに専門業者なので完璧です。
試しにスピーカーを入れてみましたが、バッチリでした。
最初は適当に作るこのスピーカーを鳴らすためにDSPは手段だったはずですが、いつの間にかDSPを使う事が目的になってしまいました。やっているうちに手段が目的にすり替わるのは、趣味の世界では健全な方向です。