7月に突然全電源ダウンして、応急処置はしていましたが、ヒュージブル・リンクをバイパスしていたので、万が一の時に火災になる可能性がありました。ちょうど芸能人の69年式のC3が燃えたニュースなどもあって、恐くて乗れませんでした。
ここはやはり、正規のワイヤ・ハーネスに交換しておくべきと考えて、本日、手を付けました。
古いハーネスを外す最大の難所はここ。バルクヘッドで室内側と接続する大型のコネクタ。ジャッキアップして下からアクセスするのですが、姿勢が悪くてなかなか外せませんでした。ジャッキアップしてリジッドラックに載せているだけでは高さが中途半端で、腕がうまく入りません。
リフトで上げていれば10分程度で外せるものが、1時間近くかかりました。おまけに腕は擦り傷だらけ。
これが外したエンジン・ワイヤ・ハーネス。
改造されていたので、どういう改造なのかを調べる必要がありました。ベトベトになったビニールテープの糊にイライラしながらバラしました。
結局、改造は何かのためにイグニッションから電源を取っていたものでした。何のためかはわかりません。相手側はすでに行方不明でしたから。
こっちが新品のワイヤ・ハーネス。
クルマの故障の9割は電気系。しかも、その原因はほとんどが、純正ハーネスを改造した改造部分にあるのです。だから、信頼性を高くしようと思ったら、純正ハーネスに手を入れてはいけません。一切の改造をせずに、そのまま組み込むのが鉄則です。
外すのに苦労したところは、やっばり付ける時も苦労して。へとへとになりながら、なんとか交換完了。
灯火類が正常に動作することを確認して、エンジン始動。問題なくエンジンは始動。何度か始動を繰り返してから、ハーネスを触ってみます。特に熱を持っていないので、問題なさそうです。
電気系は問題なかったのですが、他の問題が発生していました。
オイルが盛大に漏れています。
油圧計のための油圧取り出し部分から、ビューっと漏れていました。油圧計は機械式なので、プラスチック製の油圧ライン・チューブがあるのですが、ワイヤ・ハーネスを交換するときに、そこを引っ張ってしまったらしく、チューブの継手から漏れていました。
また継手。ほとほと継手には縁があるようです。この作業でオイルが漏れるのであれば、何もしなくてもやがて漏れたと思います。自宅ガレージで漏れて良かったとも言えます。
でも、これでポッキリと心が折れたので、オイル漏れ修理は明日にします。
四連休やる事リスト
・生垣の刈込
・タイルはり
・浴室の換気扇掃除
・コルベットのエンジンオイル、フィルター交換
・コルベットのエンジン・ワイヤ・ハーネス交換
・4Cのエンジンオイル、フィルタ交換
・PHEV充電器設置工事打合せ
・レヴォーグ スタッドレスタイヤ売却
・コルベットのオイル漏れ修理
一つ減って、一つ増えた。