4Cの車検が今年の4月です。
4Cは保証がまだ1年半あるので、ディーラーに出すつもりです。一応問い合わせてみたところ、ユーザー車検をすると保証が無効になるということでした。
タイミングベルトの交換時期でもあるので、それも一緒に依頼します。今どきタイミングベルトというのも時代遅れな感がありますが、さらに交換時期はなんと5年毎。特に最高回転数が高いわけでもないのに、なぜ普通のクルマの半分なのか理解できません。特別に品質の悪いベルトでも使っているのか?
タイミングベルト交換も普通のクルマならなんてことない作業ですが、4Ⅽの場合は大きなリアクォーターパネルを丸ごと外さなければなりません。
こういう状態にするらしい。
そうなると、一人での作業は難しいですし、再度組付けた時のチリの合わせも面倒。脱着時に不注意でパネルに傷をつけてしまう可能性もあります。それに前述した保証の事もあるので、やはり正規ディーラーに出すしかなさそうです。
保証に関しては、全国どこの正規ディーラーで作業しても継続されるということなので、自宅に一番近いディーラーと、購入した横浜のディーラーの両方に車検と一緒に見積もりを依頼しました。
すると自宅近くのディーラーと横浜のディーラーで、結構レスポンスに違いが出ました。
細かいことを省略すると、横浜のディーラーは数時間後におそらく定型であろうPDFの見積書が送られてきましたが、自宅近くのディーラーは大雑把な金額の返信が翌々日。それじゃあ何もわからないので、内訳を要求すると、さらにその3日後くらいに、メール本文に書き込まれてきました。
これで私が受けた印象は、こう。
故障修理と違って、車検や定期交換はルーチンワークなので、定型の見積書があって当然です。数時間後にPDFを送ってきた横浜のディーラーは、どんな形式であれデータベース化されていて、ルーチンワークに関して最小の手間で済ませられるように業務の効率化が図られている会社。
一方、自宅近くのディーラーは、ルーチンワークであったとしても、毎回時間をかけて繰り返し作業をしているのではないだろうかと。
そういう印象を持つと、依頼したくなるのは業務効率化を図っている横浜のディーラー。
実際、見積もり価格も数万円の開きをもって、横浜の方が安いです。
実は日曜日のミーティングで、自宅近くのディーラーは4Cのタイミングベルト交換の経験がほとんどない、という情報を得ています。
輸入車、それも趣味性の高い車種となると、地方と都会(とは言っても、別に横浜のディーラーの場所は都会というわけではないですが、相対的な意味で)では販売台数にかなりの差があるでしょうから、作業習熟度という視点からも地方のディーラーは不利だと思います。
自動車を所有するという点において、地方の方が優位な事が多いと思っていましたが、メンテナンスを依頼するという場合は、地方は不利なことが多いのだろうと考えました。
特に、高速道路を使えば1時間ちょっとで都内に行ける中途半端な距離の田舎では、多くの顧客が東京に流れてしまうので、地元はいろいろと大変なんだろうな。
それで、タイミングベルト交換の費用ですが、
部品代 83,380円
工賃 59,290円
------------------------
合計 142,670円
ということになっています。ちなみにアメリカのフォーラムでは工賃$520という記述があったので、まあだいたいこんなものか。部品をネットで輸入して、自分でやれば5万円くらいでできるかな。5年後に考えてみよう。