期せずして2台の水平対向4気筒のクルマに試乗しました。
1台目はここ、Porsche。
アイスコーヒーのタンブラーのPorscheロゴが私の方に向くように回して置いていくことに感心しました。(写真はボケてしまいましたが)
お尻が写っているのはPanamera。後席に座ったときの雰囲気がとても良かったです。前席は普通でした。
試乗させてもらったのはCayman。Porscheはボディデザインが好みに合わず、以前はあまり興味がなかったのですが、最近のPorscheはカッコ良くなってきて、特にCaymanはカッコいいと思います。
水平対向4気筒、2リッター・ターボのモデル。20kmしか走っていないまっさらの新車でした。妻を助手席に乗せて30kmほどドライブさせてもらいました。かなり好印象。走り出してすぐにとても良く出来たクルマであることがわかります。そして、1kmも走らないうちに、身体が馴染みました。とても乗りやすく、初めてスポーツカーを買う人や、1台所有で買い物から旅行まで幅広く使いたい人に最適だと思います。
でも、試乗中にたまたま前を走っていたC6のCorvetteを観て、二人で
「やっぱりCorvetteはカッコイイなぁ。」
という感想で盛り上がっているようではダメでしょう。いいクルマなのですが食指は動かず。
だけど、車両本体価格としては4Cの方がちょっと高いくらいなのに、エンジンやトランスミッションの出来はPorscheの方が断然いいのです。やはり4Cは開発費のほとんどをシャシーに持って行かれたんだろうなと、改めて思いました。
結局、カタログと記念品だけもらって帰りました。
実はPorscheに行ってみようと思ったのは、この小さな水筒が欲しかったからなのです。日曜のミーティングでPorscheに行くともらえるよと教えてもらったのです。しかし、この水筒は妻に取られました。最近、こういうのが流行っているそうです。
ところで、このカタログがもの凄く立派な装丁で、お金がかかっていました。フルカラーの上質紙で170ページほどのハードカバー。本屋で売るとしたら5,000円以上はしそうです。
次の試乗はスバルのXV。
足車のレボーグが4ヶ月ほどで2回目の車検になるので、買い替えるとしたらどんな感じになるのかなと思って。
写真は撮りませんでしたが、2リッターのハイブリッドモデル。Caymanも同じ2リッターでターボ。どちらも同じ水平対向です。特に狙ったわけではないのですが同じエンジン形式であることに後で気が付きました。
こちらは至って普通に良いクルマでした。セールス氏が張り切ってレボーグの下取り査定と見積もりまで作ってくれて、最初から結構な金額が値引きされていました。
そして妻が
「せっかく買うならこっちの方がいいなぁ」
と最上級グレードを指してボソッとつぶやいたら、
「じゃあ、この価格のままで、そのグレードにしましょう」
と言い出して、危うく買う気になるところでした。今日は、どのくらいの金額で買い替えられるのか知りたいだけだったのに。危ない、危ない。
冷静に考えれば、今レボーグに不満はないし、この金額を足車に使うのだったら他の事に使いたいと思うので、今回は見送りです。
スバルでもらったカタログとお土産のタンブラー2個。こっちも妻に取られました。私は電車通勤なのでこういうのは荷物になるから使わないから別に構いません。
CaymanとXV。車両価格は3倍くらいしか違わないのに、カタログのコストは30倍くらい違う感じです。