今日は、銀座でお買い物。
その前に、銀座は食事するところが少ないので、東京でランチ。
新丸ビルのレストランからの東京駅舎の眺め。東京駅は通勤で毎日使っているのですが、こうやって駅舎を眺めたのは初めてかも。まるでジオラマのようです。
丸の内側もきれいになったよね。昔は、バスだのタクシーだのでごった返していましたが、今は人のための広場になっていました。いや、改装後に何度もここを歩いていたのですが全体像はつかめていなかったので、離れたところからみて21世紀を感じてしまいました。
銀座は歩行者天国になっていませんでした。SIXのあたりまで来ると、だいぶ人もまばらになって、歩きやすくなりますが、四丁目交差点付近は歩けたものではありませんでした。
銀座に来た目的の一つは、カルティエ・ブティックに妻の時計の修理を依頼すること。銀座店には修理技師が常駐していて、その場で鑑定・見積もりをしてもらえます。
妻がうん十年前に大学入学のお祝いに、亡き父から贈られた腕時計。動かなくなって、少し年月が経ってしまいましたが、今回は何十万円かかっても修理する覚悟をしてきました。ところが、カルティエで購入した腕時計には永久保証が付いていて修理代は無料でした。
ただ、革ベルトを固定しているネジが純正品ではないということで交換となり、その部品代だけは請求となりました。とはいえ、ネジの値段だけでSEIKOの普通の腕時計なら余裕で買えてしまう値段なのですが。高額な修理代を覚悟していたので、そのくらいは気持ち的に余裕です。
革ベルトは数年前にカルティエ正規特約店の有名デパートで交換したものです。ベルト自体は純正品なのだそうですが、ネジは適当なものを使われてしまったようです。正規特約店と言っても、作業する人の意識が低いのかもしれません。
ベルトも傷んでいたので交換するつもりでしたが、すでに同じ革材質のベルトは生産されておらず。お店の人からは、雰囲気が変わってしまうのでそのままにしておくことを勧められました。
これ、クラシックカーと同じですね。純正品のネジとか、デザインが変わってしまうならボロくてもオリジナルの方が価値があるとか、そういう評価基準が。というか、クラシックカーの世界が、こういうアンティークの評価基準を取り入れているのか。
そういえば、昔はカルチェと言っていたのが、いつからカルティエと言うようになったんですかね。修理上がりは一か月後。