「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

(ネタバレはありません)

1月1日だからといって、特別なことをするわけでもなく。
これだけは絶対に観に行かねば、と思っていた「スター・ウォーズ」を観てきました。

1978年。中学生のときに横須賀の映画館で無印の「スター・ウォーズ」を観たのが最初の出会いでした。当時の映画館は、まだ座席指定がなく入れ替え制でもなかったので、1回目は通路の階段に座って観て、エンドクレジットのときに帰る人を素早くみつけて座席を確保して、2回目を観たのでした。今では考えられませんが。
このときの「スター・ウォーズ」ではジャバ・ザ・ハットが人間だったので、後のエピソードでトカゲの化け物みたいなジャバ・ザ・ハットを見た時に、かなり混乱したのを覚えています。

あれから、42年。「スター・ウォーズ」シリーズは、すべて劇場で観てきました。
そしてついに、完結編を観ることになったわけですが。

42年もかけて、これがラストシーンかよ、というのが忌憚ない感想です。正直、がっかりでした。
私にとっての「スター・ウォーズ」のベストは、エピソード4。これが最高の「スター・ウォーズ」。それ以降、作られるたびに劣化していき、最後のこれが最悪でした。観ててつらかったです。
とはいえ、これで「スター・ウォーズ」の呪縛から解放されたという感じもあって、ちょっとスッキリはしました。

多分これで、「スター・ウォーズ」シリーズを観ることは二度とないと思います。まあ、死ぬまでに完結編が観られて良かった。最初の「スター・ウォーズ」を観てファンになってから、この「スカイウォーカーの夜明け」を観れずに死んでしまった人も、きっといっぱいいるでしょうから。

過去12ヶ月に観た映画の個人的面白さランキング
1位 「天気の子」
2位 「HELLO WORLD」
3位 「空母いぶき」
4位 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」

昨年は、ほとんど映画を観なかった年でした。今年は、もっと増やせるといいなと思います。とりあえず、「フォードvsフェラーリ」は観に行く予定。