相性の悪い修理というのはあるものです。
2019年 6月 ウィンカーレバー修理
2019年 9月 ウィンカー再び
結局、アッセンブリで交換することにして、部品入手。こういう摩耗する部品は、片側を固くて摩耗しにくい材質、反対側を柔らかくて摩耗しやすい材質にして、交換するのは摩耗しやすい材質の部品だけ、という設計をするものですが、これは両方が同じ材質で出来ているので、摩耗した時はアッセンブリで交換しろ、ということなのでしょう。アッセンブリで売っているのには理由があるわけです。
正月休みの「やる事リスト」に入れていたので、本日、交換作業をしました。
最初の修理でアッセンブリ交換をしなかった理由は、ケーブルを通すのが面倒だったため。
フラットケーブルを通す穴が小さくて、コネクタを分解する必要があるのです。
いろいろと工夫してみましたが、やっぱり通らないのでコネクタからピンを抜きました。最初からこの状態で売ってくれればいいのに。
ピンを壊さないように慎重に作業する必要がありますが、それさえ無事に終われば、あとの作業は簡単です。ちゃちゃっと組み立てて、ステアリングホイールを取り付けようとしたときに気が付きました。
あれ? これホーンスイッチはどういう構造だった?
そして、今回購入した新品のウィンカースイッチが不良品であることに気が付きました。
これは、今まで付けていたウィンカースイッチ。水色で囲んである部分。ホーンスイッチのスリップリングに当たります。交換した部品にはこれがない。
作業途中で壊したのかと思って、最初の写真をもう一度、拡大してみましたが。
最初から付いていない。よく見ると折れたようです。しかし、箱の中に破片はなく。メーカでこれを作った人は、作業ミスの確信犯でしょう。
返品しようにも、もう組んでしまったし。今から元に戻して、販売店に交換してもらうのは面倒だし、往復の時間がもったいない。仕方ないので、もう一個買います。$89+送料。
交換するまでホーンは鳴りませんが、コルベットに限らず、ここ数年ホーンなんか鳴らしたことがないので、問題ないでしょう。
届いたら、もう一回交換。
運が悪いというか、旧車パーツあるある、ということで。