中国からの荷物が届きました。
先日紹介した、8.8インチの横長ディスプレイを持つJOYING社製Androidナビです。
日本語設定ができるかどうか質問したら、わざわざ設定画面をキャプチャして送ってくれました。カスタマーサポートがとても丁寧だったので、購入を決めました。
まず4Cのディーラーオプションのステレオを外します。
既存オーディオを外すのが一番の難関です。車種やオーディオによって固定方法が様々ですから。4Cのパイオニア製の場合、ダッシュボード裏に手を入れて、反対側から押し出すことで外れました。
最近のカーナビ配線は規格コネクタなので、通常はカプラー・オンの簡単配線です。
が、配線をみると、やっぱり。
私の大嫌いなエレクロトタップが使われています。ETCの電源をここから取っていました。でもまあ、これはいいんです。車体本体の純正ISOコネクタをパイオニアのユニットのコネクタに変換するケーブルに入れていますから。車体本体の純正配線に傷をつけているわけではありません。最悪、元に戻せるわけですから、まあ良しとしましょう。
問題なのはこっち。
車体本体の純正配線をぶった切って、ギボシ端子をかませて、そこから2本、電源を取っています。これは多分バックカメラとそのモニタ(バックミラーに内蔵)の電源。
純正オプションのはずですが、こういう電源の取り方をしているということは、自動車メーカ(アルファロメオ)では、バックカメラの装着を考えていなかったということですね。自動車メーカはキボシ端子を使いませんから。うちのアルトですらバックカメラ装着用の専用の端子を持っているのに、車両価格で7~8倍は高い4Cに、その設定がないなんて。アルファロメオはちゃんと考えているのか?
キボシ端子をたくさん使っていることが気に入らなかったので、自分でハーネスを作りました。
これで純正配線を切断しているギボシを除いて、ギボシ端子を駆逐しました。正規ディーラーだったら、このくらいの作業はして欲しいところですが、カー用品店と同じレベルの作業にはがっかりです。私がディーラーに作業を依頼するのが嫌いなのは、こういうことがあるから。
目をつぶって、そのままカプラーオンでの作業をしても良かったのですが。見てしまったからには、そのままには出来ませんでした。だいたい、自動車の故障の9割は電気系の故障で、その故障の多くの部分が、改造配線の接触不良です。改造直後はきちんと動作していても、5年10年するうちに、接触不良を起こすのはこういうところ。
そんな余計な作業をしていたので、時間切れ。
続きは、後日となりました。