観測史上最強と言われ、さらに首都圏直撃という、まるで東宝が作る災害映画のような台風。
結局、我が家のウェザーステーションでは、最低気圧981hPa、総雨量371mmを記録し、自宅観測史上でも最強でした。
これまでにギリギリだったことはありますが、一回も溢れたことはない庭の前にある川。
今回はダメだと思いました。ただ、家を建てる時に、盛り土して川の土手よりわずかに土地の方が高くなるようにしておいたので、溢れても大丈夫かもしれない、と思っていました。
そして、今回、初めて川は溢れたのですが対岸の土手の方が低かったようで、対岸の方に溢れて、我が家の方に水が来ることはありませんでした。ちなみに、対岸の向こう側は田んぼです。水が引いた今朝、一見大丈夫そうにみえる田んぼですが、実際のところ無事なのかはわかりません。
少なくとも今回の結果から、川は対岸側に溢れることがわかったので、今後は大雨の時でも少し不安が和らぎます。
これがその川の今朝の様子。これでも国土交通省管理の一級河川です。
手前の土手は、登記上は公道になっていて県の所有物ですが、実際に道路として使用できるものではありません。せいぜい隣近所の人が散歩に使うくらいですが、夏は雑草が人の背丈ほど茂るので通れません。たまたま先週に雑草が刈られたので、今は通れる状態になっています。
一通り、家の周囲を点検しましたが、被害らしい被害はなく、強いてあげるなら庭のもみじの若木が斜めになってしまったことくらいです。
それとガレージに僅かに水が浸入していました。ストームシールド(写真中央を走る黒いゴムのベルト)を付けているのですが、強い北風で雨が降ると、ガレージドアを伝わって下に降りてきた水が、中に押し込まれてしまいます。
ドアの内側に少し水たまりができる程度なので、実質的な被害は何も出ないのですが。
このように、特に被害はなかったのですが、家から1kmほど下流では住宅の方に川があふれたようでした。前を通ったら、道路は泥だらけで、水に浸かったのであろう様々なものが道路に出されていました。