やっと、作業ができるくらい涼しくなってきました。
買ったときから気に入らなかった4Cのシート位置。ルノー・スポール・スピダーの時もそうでしたが、どうしてこういうクルマはシート位置が変なんだろう。
4Cのシートはリクライニングが制限されているのと、膝裏が低すぎるので、全体的に立ちすぎだと思います。取り扱い説明書には、「シートバックはできるだけ垂直に近い姿勢で」、と書かれていますが、多少は寝ていないとお尻に体重が集中してしまうし、窮屈感があります。
そこで、シート位置の調整。
まずはシートを外します。シートを外すのは、実は結構難易度が高い作業です。4本のボルトで止まっているだけですが、大きくて重いのでクルマから取り出すのが難しいのです。さらに、シートレールのカドが出ているので、ちょっとでも引きずったり、当てたりすると、簡単にクルマに傷がつきます。腰を痛めそうな姿勢で、どこにもぶつけないようにシートをクルマから取り外すのは意外と難しい。クルマに傷をつけて良いなら簡単ですけどね。
ちなみに、シートを外すとこうなっています。
これはCFRPのフレーム本体です。特に遮音材などが入っているわけではなく、いきなりCFRPが剥き出しになっています。なかなか良い眺めです。
4Cのシートレールは、このように3段階で高さが変更できるようになっています。工場出荷時は写真のようにシートが一番低くなる位置にセットされています。私の身長だと、ちょっと低すぎです。
これを写真のように固定すると、少しシートが上がって、さらに角度が付きます。
中央のボルトが入らなくなりますが、シート本体の剛性が高いので特に問題はなさそうです。シート本体が何で出来ているのか分かりませんでしたが、純正シートとしてはかなり軽いです。
外した中央のボルトは、このようにシートの裏に貼っておきました。こうやってBlogに書いておくと
「あれ? 外したボルトはどうしたんだったかなぁ。」
と悩む必要がなくなります。
シートを戻して、試走しました。
とても良い感じです。太ももや背中に体重が分散されて楽になりました。リラックスして運転するときのために、もう少しシートがリクライニングすれば良いのですが。
首にかかっていて気になっていたシートベルトも多少はマシになりました。