日立の衣類乾燥機を導入しました。昔、アメリカから日本に引っ越してきたとき、洗濯乾燥機というコンセプトだけは素晴らしい製品が日本メーカから出ていたので、それに飛びついたものの、やたらと時間はかかるし、まともに乾かないし。おまけにドラム式で汚れ落ちが悪い。不満だらけの製品で、結局、乾燥機能はつかわなくなりました。
名ばかりの洗濯乾燥機を10年使って、やっと壊れてお役御免となったので、乾燥機能のない普通の縦型洗濯機に買い替えて、衣類乾燥機を追加で導入しました。衣類乾燥機+洗濯機の価格は、洗濯乾燥機よりも安いくらいで、これなら洗濯と乾燥が同時進行できるし、しっかり乾くし、洗濯乾燥機を1台買うよりも、10倍は実用的です。
ただ、日本製では屋外排気のモデルがなく、なんとなく効率が悪そうな内気循環タイプです。なぜ日本では屋外排気モデルがないのか不思議です。おまけに家庭向けの最大サイズは6kgと小さくて、これは洗濯機の上に設置することを考えてのことなのかもしれません。洗濯機が7kgなので、乾燥機も7kgを探したのですが・・・
日本では洗濯機や乾燥機は脱衣所に設置することが多いと思いますが、アメリカではガレージに設置する家が多かったです。最初は意外に思いましたが、騒音や洗剤の香りが家の中に入ってこないので、それも合理的だと思いました。
日本で家を建てるにあたって、ガレージに洗濯機や乾燥機を置こうとしたのですが、設計士が納得せず、普通に脱衣所に設置する設計になりました。確かに冬のガレージは寒いですし、脱衣所設置の方が使う人に優しいと思います。
ちなみに、これがアメリカに住んでいた時のガレージにある洗濯機と乾燥機。デザインは無骨ですが、今日本で使っている洗濯機や乾燥機よりも断然使い勝手や性能は良かったです。そうそう、アメリカの洗濯機にはお湯も供給するのですが、日本では水だけですね。お湯を使う方が汚れ落ち性能は断然高いと思うのですが。
衣類乾燥機を買ったので、bounceもネットで購入。
濡れた洗濯ものと一緒に衣類乾燥機にいれるシート状の柔軟剤です。独特の香りが付いていて、アメリカのガレージでは、大抵この香りがします。
匂いの感覚は脳の記憶野に直結しているというのは本当ですね。この香りを嗅いだだけで、懐かしい記憶が蘇ってきます。我が家では、服を着るときに、これが服の中から出てくると、「当たり」と言ってました。当たっても、何ももらえるわけではありませんが。
なぜか日本での普及率が低い2大白物家電は、食洗機と衣類乾燥機。日本で普及しないのが不思議でなりません。
家を建てた時に、キッチンに食洗機を設置しようとしたら、日本製は小さいのしかありませんでした。アメリカ製は正規の販売店が日本にはなく。普通のサイズの食洗機はヨーロッパ製の高級品しかなくて、仕方なくそれを入れました。なぜ、日本メーカは、まともなサイズの食洗機を作らないのか。
というのも、家を建てた時に新たに家電も購入したわけですが、それが12年経って、壊れ始めたんですよ。4台あるエアコンのうちの2台は、去年と今年に新品に交換したし、洗濯機も壊れました。順当に行くと、そろそろ食洗機なわけですが、あいかわらず普通サイズのものはヨーロッパ製の高級品しかなくて。これが我が家の家電の一番高いものなので、戦々恐々なわけです。
アメリカでは5万円も出せば、結構いい食洗機が買えましたが、日本ではヨーロッパ製の30万円以上するモデルしかなくて。
白物家電に関して言うと、日本製はあまり良い製品がありません。