4C

C4ではなくて4Cのこと。ミスタイプではありません。
4Cとはこれ。
アルファロメオ 4C
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先日、C4 Corvette(こっちはC4ね)の部品を納品に行った自動車修理工場で、4Cの中古車価格がい感じに下がってきていると聞きました。いままで、まったく興味がなかったのですが、これを見て俄然興味が出てきました。

メディアはこのフレームをカーボン・モノコックと呼んでいますが、モノコックとは外皮が応力を受ける構造のこと。4CはFRPのボディをまとうので、モノコックとは言えません。でも、カーボン・フレームであることには間違いない。リアサスペンションがアルミのサブフレームに取り付けられているのは、目をつぶるとして。
このような作り方をしているクルマは数千万円クラスのスーパーカーにしかありえないと思っていました。それが、新車で900万円、中古で600万円クラスの価格で買えるとは、なんというバーゲン価格。ベトナムなどの賃金の安い国で作っているのならともかく、賃金の高いイタリアでこれだけ手間暇をかけたクルマが、この値段とは。
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カーボン・フレームのクルマ。欲しい。
私は、スポーツカーはモノコックではなくフレーム構造であるべきだと思っています。
これまでも、鋼管フレーム、アルミフレーム、鋼板溶接フレーム、鋼板ハイドロフォームフレームなど、その時代の設計技術と生産技術によって生み出されたフレーム構造のクルマを所有してきました。次はカーボンフレームです。

これまで、ガレージには常に大排気量のスーパー・スポーツと小型軽量のライトウェイト・スポーツの2台を収めてきたわけですが、スーパースポーツはエアコン付き、ライトウェイトはエアコンなしという組み合わせだったので、乗る季節がずれていてバランスがとれていました。ところが、スーパースポーツの方のC3コルベットがエアコンなしになったことで、ライトウェイト・スポーツの550と季節が被ってしまうんですよ。

ちょうど550がもうじき車検。
どうする? どうする?