クルマを綺麗に保つコツ

クルマをどうやって綺麗に保つのか。

よく聞かれるので、ここで極意を伝授しましょう。
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それは、濡らさない事。

雨はもちろん、水をかけた洗車もしない方が良いです。とにかく、水は大敵です。

雨に濡れないようにするのは難しい? そんなことはありません。現代において、天気予報は信用できます。降水確率のしきい値をいくつにするか、これは人によって判断が異なりますが、私は20%はOK。30%になったら、趣味車は出しません。

たとえば、お気に入りの5万円の革靴があったとします。

雨の日に、わざわざその靴を履きますか? 午後から雨の予報なのに、お気入りの靴を履いて出かけますか? ほとんどの人は濡れても気にしない靴ででかけます。5万円の靴で、そういう行動をとるのに、なぜ数百万円のクルマを濡らすのですか?

そういう事です。雨に濡らさない。まずこれが基本の「き」。

雨に濡らさなくなると、水で洗車する必要がなくなります。ボディの汚れはただのホコリだからです。ホコリは払えば落ちます。水を使うと、ホコリがドロに変わり、水で流さなければ落ちなくなります。水は様々な隙間に入り込んで、悪さをします。だから、必要がなければ洗車といえども、水に濡らしてはいけません。

ボディを綺麗に保つには、まずホコリを払います。昔ながらの毛ばたきがお勧めです。薬品をしみ込ませたタイプは、それが染みを作るので、使用禁止です。静電気で吸着するタイプは使えます。

できるだけボディのホコリを払ったら、あとはフクピカなどの水無し洗車のケミカルでボディを拭きます。こういうケミカルを使うと、案外と傷はつきません。

最後は乾拭きです。この乾拭きをするのとしないのとでは、ボディの艶が違います。

以上は、ガレージの中で行います。水を使わないのでガレージの中でできます。屋外でやると、新たに付着したホコリで傷がつきます。

水を使った洗車は屋外で行うことになるので、これで傷がつきます。水を使わないで屋内で水無しで拭く方が傷がつきにくい気がします。

これだけです。慣れれば30分はかかりません。

ケミカルは、ボディがツルツルになるタイプが良いようです。ホコリが簡単に払えるようになるから。最近私が使っているのはこれです。
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特にいろいろとこだわって選んだわけではありません。カインズホームで売っているので、入手性が良いから。それだけの理由です。

以前はフクピカを使っていましたが、こういうスプレータイプでマイクロファイバーのタオルを使う方が、艶が出る感じです。

繰り返しますが、雨に濡らさない。そして、水かけて洗車をしない。

重要なのは、水に濡らさない事。これに尽きます。