今まで、お呼ばれだったり、イベントだったり、南の島のリゾートホテルだったりでバーベキューを見てきましたが、自分で焼いたのは初めてです。この歳にして、人生初。
火起こし中。
これが一番大変だと言うけれど、火起こし器を使ったら簡単でした。ちなみに、炭は備長炭。火をつけるのが難しいらしいですが、ビギナーズラックなのか、火起こし器で放っておいたら勝手に火がついていました。
焼き中
Sloped Fireとかいう炭の配置で、高温側が300℃、低温側が200℃くらい。ほぼテキスト通りの温度勾配。
低温側に肉を置いて、放置。しばらくやることなし。
蓋を開けて状態を確認したい衝動にかられますが、開けると内部温度が下がってしまうので、我慢。
このあと、高温側に移して、ちょっと表面を焼いて焦げ目をつける。
先に高温側で焼いてから低温側で中に火を通すという順番もあるみたいですが、この辺は、もうやっている人の信念みたいなもののようで。いろいろと理屈は後付けされていますが、どっちでもいいみたいと判断しました。
何度も試して、自分流の見つけるのが良いと思われます。
食する。
なんか、めちゃめちゃ美味しい。
初めてだったので、失敗しても惜しくないように、近所のスーパーで売っているサーロインステーキ用のオージービーフを使ったのですが。なんか、信じられないくらい美味しい。いつも食べている肉なのに、ステーキ専門店のステーキよりもおいしい気がします。炭火で焼くとは、こういう事なのか。
初めて自分で焼いたってことと、妻と試行錯誤しながらやったとか、自分の家の庭で眺めが良いということとか、そういう経験を含めての美味しさ倍増なのだと思います。
次は、もっと厚い肉でチャレンジしてみよう。
今回は、結構準備が面倒でしたが、何度もやれば手順もできて。簡単になってくるでしょう。
アメリカから引っ越してきてから、日本では美味しいステーキが食べられないなぁ、と思っていたのですが、身近なところに解決策がありました。
これからは、ちょくちょくやろう。
余談
後片付けで、残った炭を「火消しつぼ」というものに入れるのですが、その作業がなんか葬式を思い出させるんですよね。火消しつぼの大きさも、だいたいアレくらいだし。そもそも、「つぼ」という名前もよくない。火消しカンと呼ぼう。