Mancie 4-speed transmition

US Amazonで買った本 第2弾。

Mancie 4-speed transmition

- How to Rebuild and Modify -
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私のC3 Corvetteに搭載されているトランスミッションです。これのM21というクロースレシオのモデル。

7Lという大排気量を活かすためだと思いますが、1速のギア比が普通のクルマの2速と同じです。そして4速は普通のクルマと同じく1:1なので、必然的に各ギア比がとても近い。ちょっと昔のレーシングカーと同じようなギア比設定になっています。

これまで、トランスミッションだけは組んだ経験がありません。

トランスミッションはクルマの機構系ユニットの中で一番複雑なものではないかと思います。ギャップの調整や歯当たりの具合など。いわゆる「調子」の調整がとても多い。エンジンを組むよりもトランスミッションを組む方が断然難しい気がします。

今のところ、トランスミッションの調子は悪くありません。

むしろ、50年前以上昔の設計なのに、今どきのトランスミッションよりも感触が良いくらいです。シンクロもしっかりしています。2→1のシフトダウンでもダブルクラッチは必要ありません。まあ、古いクルマなので余裕があるときはダブルクラッチを使うけど。というか、2→1は、ほとんどやりませんが。

記録によれば、トランスミッションもリビルドされているので、その時に組んだ人がとても上手だったのか、それとも元々良い設計なのか。

リビルドするつもりは全然ありませんが、どういう構造なのか興味があったので、購入しました。

こういう本も日本にはないですね。
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最近、あまり書いていませんが10,400ccプロジェクトの一環として、トランスミッションの交換も当然計画していますが、それはまた別の機会に。