前から気になっていたInsta 360 One Xを購入しました。
予備バッテリーとか専用自撮り棒とか128GBのメモリカードが付いて59,400円。エントリークラスの一眼レフが買える値段です。
こういうデジタルガジェットの欠点は、所有満足度が低いこと。同じ値段で買う一眼レフの方が、手にした時の満足度は高いでしょう。Insta 360 One Xは、せいぜい5千円くらいの価値にしか思えません。
でも、現代では物の値段はハードウェアではないのです。ソフトウェアに金がかかる。
全天球を記録するカメラ。
昨年の11月に欲しくなって、それからずっと気にしていました。
http://www.pac1.net/corvette/2018/11/post-698.html
とりあえず、使い方を習得する目的で、先日のミーティングの道程を撮ってみました。
試行錯誤しながら専用編集ソフトでアングルを決め、普通のMP4で出力した後、AviUtlで編集するという方法をとりました。これ、全天球データを保持したまま、カットやつなぎ、音声の編集はどうやんだろう。専用編集ソフトはアングル決めとカットくらいしか出来なさそうなんですが。
そうして出来上がったビデオは、あまり全天球撮影を活かした映像とは言えません。
まあ、これから色々と腕を磨いていこうと思います。
あと、音がまともに取れません。
オートゲインが効いていて、周囲が静かな時は金属が当たったりする音がやたらと大きく録音されるし、逆にエンジン音などは絞られちゃっていて、まったく感覚的な音量に合いません。それに外部マイクが繋げなくて、本体内蔵マイクでしか録れないので、風のボコボコ音が入ってしまい、走り出すとまったく役立たずです。
編集したビデオで走行中の映像がBGMになってるのは、そういう理由です。音は別録りするしかなさそうです。
今までにない種類の映像データなので、それをどう処理すればよいのか、道具も手法もこれから考えていく必要がありますが、とりあえずは面白いです。