先日のミーティングで、仕事を引退して時間が自由になったら、みんなでル・マン・クラシックを観に行こう、ということになりました。ミーティング常連のNoda氏が、最近、ちょっと昔のLe Mans 24hのレーシングカーにご執心なので、それが話の発端。
Le Mansと言えば、Corvette。
C3 Corvetteは、1972年、1973年、1974年にクラス優勝しています。
この時代、GMはレース活動を禁止していましたが、プライベートのチームが結構走らせています。なにしろ、レース活動を禁止していたくせに、レース用のL-88エンジンをオプションに用意していたくらいですから。
この動画はLa Mans Classicに出た1972年式と1973年式のCorvette Racingだそうですが。
これ、レプリカじゃないのかなぁ。
赤い#59。かの有名な、Ferrari Corvette (出場枠が取れなかったので、USフェラーリのチームから出場した)だと思いますが、フロントフェンダーのエアアウトレットやフロントとリアのバンパーなど80年頃のC3のデザイン。カリフォルニアのライセンス・プレートが付いているし。
さらに、白の#73にいたっては、リアセクションがファストバック。リアバンパーも80年代デザイン。とても73年式には見えません。Le Mans Classicはレプリカでも出場できるのでしょうか。
72年に優勝した68年式Corvetteはこっち。フェラーリのマークを付けて、フェラーリ・レッドに塗られたCorvette。もっとも、Corvetteが優勝したGTS+5.0というクラスは、Corvetteが5台、Panteraが4台という出場台数で、そのうち完走したのがCorvetteとPanteraが1台ずつという事なのです。
興味深いのは、Corvetteの5台のうち2台はフランスのチームが走らせている事。最近、ヨーロッパで60年代のアメリカ車ブームが起きていますが、当時も結構走っていたんですかね。