セルモータの回りが重いので、点火時期をチェックしようと思ったのですが。
エンジンをかけたら、排気音が・・・
すぐに出て行くならともかく、ここでアイドリングを続けるのは非常識なので、エンジンを回して行う整備は、自宅ではやらないことにしました。ナンバーが付いたら、工業団地にでも行って整備するしかない。
どのくらいの音量かというと。
信号待ちで、バリンバリンって止まりそうだけど止まらない大音量ハーレー。あれが4台いる感じ。それでも排気量は足らない。1300ccのハーレー4台でも、5,200ccにしかならないから。
というわけで、エンジンを回さず装備の動作をチェックしました。
とは言っても、バキュームがないのでバキューム・アクチュエータの動作は確認できません。
ステアリングコラム下に設置されている謎スイッチの動作が判明。
初期のC3は、ワイパーが内部に格納されていて、使用するときにドアが開いて出てくるというギミックが付いているのですが、ワイパードアオーバーライドというのは、そのドアを強制的に開くスイッチ。小雨で間欠的にワイパーを使う時に、いちいちドアが開いたり閉じたりするのがうっとぉしいとか、メンテナンスのために開きっぱなしにするためのスイッチです。
ワイパーオーバライドは、メンテナンスのためにワイパーが出た状態で動作を止めるスイッチ。
ヘッドライトドアオーバライドは、リトラクタブルのヘッドライトを強制的にポップアップさせておくためのもの。
後付け間たっぷりですが、これらは標準の純正装備です。ただし、これらはどれもバキューム必要なので、エンジンが回っていないと動作しません。
電動ファンオーバライドだけは、後付けです。ラジエターの電動ファンを強制的に回すためのスイッチ。これは動作を確認できました。しかし、温度センサに連動して自動でも回るのかどうかは、判りません。
この電動ファンのスイッチの奥に、もう一つ後付けのリターン式のトグルスイッチがあります。しかし、それは何のためのスイッチが、結局わかりませんでした。
それと、電動ファンオーバーライドの「バ」の文字の上にある棒ですが、これはトリップメータのリセットです。しかし、押してもリセットしません。何かが壊れている可能性があります。
ダッシュボード裏の配線は、純正ハーネスのリプロダクトが販売されているので、そっくり交換することを決断しました。20年前のレストアの時に交換されたようですが、その後も色々とイジられたようで、例によってダッシュボード内には怪しげな配線が多数あります。こういうのが故障の原因になるのは、目に見えています。
それに、多分配線ミスがあります。ヘッドライトを点灯すると、ワイパーオーバーライドの警告灯が付くのです。
ヒューズボックスも見つけました。ここも怪しげに配線が引き出されています。
それに、こんなに奥にあったらヒューズを点検するのも交換するのも一苦労です。これも、ハーネス交換のときに、同時に交換します。
光ファイバーの配線ミスも発見。
光ファイバーと言っても、大容量デジタル通信線ではありません。ライトの球切れを検出するために、ライトの光を光ファイバーで室内に導いているのです。ライトが光れば、室内にあるそれぞれのインジケータも光るという仕組み。
リア周りのランプが入れ替わっていました。右ランプ、左ランプ、ナンバー灯のどれもが全然別のところにつながっています。これは差し替えればよいだけなので、簡単な修理です。
というわけで、本日のToDo LIstの更新。
エンジンオイル&フィルター交換
ミッションオイル交換
デフオイル交換ブレーキフルード交換
ブレーキO/H
パワステフルード交換LLC交換クラッチ調整エアクリーナチェックエアクリーナー交換
エアクリーナー・左ヘッドカバー間のエルボパイプ交換
エアクリーナーベース固定ネジ取り付けデスビチェック
サスペンション・ジョイントブーツ交換点火方式チェック
プラグチェック
点火時期調整
キャブレター油面チェック
トランスミッション・ニュートラル調整電動ファン動作チェック
時計修理
ワイパードア動作不良修理
ウィンカーレバー調整or修理
運転席側ウィンドウのガタつき調整運転席側インナードアハンドルのガタ修理
運転席側ウィンドウレギュレータハンドルのノブ回転不良修理
運転席側フェンダーのモールはがれ修理
助手席側アウタドアハンドルの戻り不良調整
運転席・助手席サンバイザー取り付けウーハースピーカー取り外し
ラジオをBluetooth対応品へ交換
ルームランプ非点灯修理バッテリーテンダー接続運転席シートガタ修理
リザーブタンクのホース交換ドアミラーのガタ修理光ファイバー誤配線修理
ダッシュボード内ハーネス交換
ドアスイッチ修理
トリップメータ・リセット修理
ウィンカーリレー点検