50年前に生産されたクルマだし。レストアされたのも20年近く前だし。エンジンは鋳鉄だし。
ラジエターの中は湯垢がこびりついて錆水が循環しているだろう。オイルとか混じっていたら面倒だなぁ、と覚悟もして、キャップから中を覗いてみると。
えっ? 何これ。まるで新車のように綺麗。しかも、見た目は古っぽいのに、アルミラジエター。
ファンベルトで駆動する冷却ファンとは別に、押し込み側に、こっそりと電動ファンも付いているし、冷却系はすでに手が入っているみたいです。電動ファンが付いているのにベルト駆動のファンが付いているのは、クラシックとしての見た目が目的だと思われます。
LLCは綺麗なオレンジ色なので、多分DEXCOOL。ちょっと減っているところをみると、アメリカでの納車前整備で交換した可能性もあり。
仮に交換したのだとしても、エンジンの中が錆びていたらすぐに錆水になるものですが、これは全然汚れていないので、たぶんエンジンの冷却水経路も綺麗。
これには驚きました。うれしい誤算。
すくなくとも、LLCの交換はしばらく必要ない感じ。
さらに、オイルもチェックしてみたら、綺麗でした。粘度も十分。日本側では何もしていないので、アメリカで交換されたのでしょう。これも、すぐに交換する必要なし。
まだ少し見ただけですが、その結果からToDo Listとして下記のアイテムを考えていました。
重要度や優先度は後でかんがえます。
チェックした結果で新たなアイテム追加もあるでしょう。一本線で抹消したアイテムは、すでに実施したか、不要と判断したもの。
エンジンオイル&フィルター交換
ミッションオイル交換
デフオイル交換
ブレーキフルード交換
パワステフルード交換
LLC交換
クラッチ調整
エアクリーナチェック
エアクリーナー交換
エアクリーナー・左ヘッドカバー間のエルボパイプ交換
エアクリーナーベース固定ネジ取り付け
デスビチェック
フロントナックル・ブーツ交換
点火方式チェック
プラグチェック
点火時期調整
キャブレター油面チェック
トランスミッション・ニュートラル調整
電動ファン動作チェック
時計修理
ワイパードア動作不良修理
ウィンカーレバー調整or修理
運転席側ウィンドウのガタつき調整
運転席側インナードアハンドルのガタ修理
運転席側ウィンドウレギュレータハンドルのノブ回転不良修理
運転席側フェンダーのモールはがれ修理
助手席側アウタドアハンドルの戻り不良調整
運転席・助手席サンバイザー取り付け
ウーハースピーカー取り外し
ラジオをBluetooth対応品へ交換
ルームランプ点灯チェック