本日、船会社から26日入港予定の連絡がありました。
税関検査にもよりますが、devanから通関が29日か30日の予想。ただ、最近は人手不足だそうでコンテナシフトに時間がかかるかも、との連絡もありました。
まあ、ここまで待ったのですから数日くらいはどおってことありません。
ところで、船がどこにいるかというと、太平洋のどこかです。AIS(自動船舶識別装置)は水平方向に74kmしか飛ばないので、それ以上陸地から離れると、衛星受信となりますが、この情報は有料なのです。
もう数日もすれば、無料でも見られるようになるでしょう。
AISは便利な反面、高価な積み荷を積んだ船がどこにいるか、正確にわかってしまうわけで海賊にとってみれば、お仕事が非常に楽になるものです。
最近の貨物船は大型でも乗組員は20名程度だそうです。自衛のための戦闘訓練や多少の武器は所持しているでしょうが、海賊を生業にしている人たちに襲われたら簡単に乗っ取られてしまうのではないでしょうか。
あらためて考えると、貨物船って、荷物を満載した荷車を、えっちらおっちらと護衛も付けずにひと気のない無法地帯を進むようなものでしょ。襲われても、誰も助けに来てくれない。
日常生活では国に守られているので、つい忘れてしまいますが、世界中ではあちこちで戦争、紛争が起きているわけですから、襲われない方が不思議なくらいかもしれません。
公海上の貨物船航路って、各国の軍艦がパトロールしているのですかね。