アクションカム コルベット編

アクションカムをクルマに固定するのに欠かせないのが吸盤タイプ。
色々な種類がありますが、安定性の良さそうな3つ足のものを購入してみました。アマゾンで920円。数万円もする高級品も売っていますが、何が違うのかよくわからなかったので、とりあえず安物を購入。多分、プラスチックがダイキャストになっているとか、サクションカップの材質が、より吸い付きの良いものになっているか、などの違いでしょう。
181110-11
吸盤は、最近よく見るベトベトしたゴムではなく、厚手のビニールといった感じの素材です。柔らかいゴムの方が吸い付きは良さそうですが、ゴムの弾性変形が大きくて振動になりそうです。表面粗さはかなり選ぶでしょうが、固い方が振動は少ないと思われます。そもそも、ボディやガラスであれば大抵の吸盤は良く吸い付きますし。

そして、今回はコルベットのここに付けてみました。ここから550の映像と同じような構図を狙います。
181110-12


それで、撮ってみたのがこれ。

んー、イマイチ?
カメラはもう少し右に向けておくべきだったと思うし、屋根があるクルマは露出が室内に合ってしまい、外の景色が露出オーバーです。たぶん、アクションカムの価格の差はこういうところにもあって、撮像素子のダイナミックレンジが狭いのでしょう。

この道は、コルベットで走るにはちょっと厳しい道ですが、近場で試せてドライビング操作が多いところとして選びました。例えば高速道路などではドライバーの動きが少なすぎて面白くないだろうと思います。

あと、550の撮影の時も同様なのですが、難しいのは音です。このアクションカムは、外部マイク端子があって、外部マイクで録音しているのですが、思った音になりません。
原因の一つはゲイン。カメラの録音はオートゲインしかなく、マニュアルに設定できないので、静かな時に、どうでもいい音を拾ってしまいますし、逆にエンジン音はゲインを落としきれなくて割れてしまいます。
それから、人間の脳は聞きたい音だけを無意識に選別しているそうなので、録音のときは不要な周波数帯をカットしないと自然な感じに聞こえないのですが。動画を編集しているソフト(AviUtl)は、音関係のフィルタ設定がほとんどなくて、何もできません。
プロは、音は音専用の機材で録音、調整して映像に重ねているそうですが、それはちょっと手間がかかりすぎです。YouTubeで様々な映像を見ますが、素人撮影のものは音が適当なものぎかりだし、プロの映像でも、ひどいものはたくさんあるので、絵よりも音の方が難しいということなのでしょう。

マイクの位置を工夫するなど、さらに研究が必要です。