タワーミーティング

昨夜の時点では降水確率60%になっていたのであきらめていましたが、朝起きてみると20%になってました。昨夜の雨で濡れた路面が乾いてからの遅めの出発。
気温が低めだったので、今シーズン初の550で行きました。
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懐かしいセリカXX。
私の記憶よりも大きく感じました。北米仕様のオーバーフェンダーが付いていたからか、あるいは車高がノーマルで高めだったからかもしれません。
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他にも488フェラーリなどの最新型も来ていたのですが、今日見たクルマで一番こころにささったのがこれ。
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私が小学生の頃は、みんなこういう自転車に乗っていたのです。
懐かしいギミック満載。子供のころのことが、どんどん蘇りました。
カゴに入ってる学生カバン。私の高校時代は、こういうカバンで通学していたのですが、最近は見なくなりましたね。
そしてこのカバンの中に、女の子からの手紙が入っているのです。持ち主によれば古道具屋で買った時から入っていたそうです。カバンの内側には「えみ♡」と白マジックペンで書かれていて、手紙の主はその「えみ」ちゃんからのものでした。このカバンの持ち主は男子。たぶん、「えみ」ちゃんのことが好きだったのでしょう。「えみ」ちゃんから、このカバンの持ち主である男子に送られた手紙です。ラブレターではなく、普通に日常のやりとりの手紙でした。
元の売り主が狙って入れたのかもしれませんが、文面や文字のカタチ(丸文字が発明される以前の女の子の文字)が十分に本物っぽく、「えみ」ちゃんが書いた手紙を読んでいるうちに、なんだか形容しがたい感情があふれてきて、涙が滲んできてしまいました。
電子ブロックにWラジカセ。このミーティングに集まってくるのは同世代が多数なので、思い出話に花が咲きました。
我々は、良い子供時代を過ごしたのだなぁ、と自覚しました。

そして、帰宅後はジャッキアップしてステアリンング周りの確認。
オリジナルの550もそうなのかわかりませんが、このクルマはエンジン部を除いてフルフラットです。ステアリング周りを確認するには、ボトムプレートを一部外さなければなりません。
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以前よりも道路のわだちにステアリングを取られるような気がしたので、緩みやガタをチェックしましたが、特別問題になりそうなところはありませんでした。どこか緩んでいてくれれば、スッキリしたのですが。
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ステフリングのウォームギアの与圧を少しきつめにしてみようかと思ったのですが、ボディパネルが邪魔して与圧調整ボルトに工具が入らずあきらめました。こういうのは、流用部品で組立らているレプリカ車に有りがちです。
ステアリング・ギア周辺はクラッチ、ブレーキ、燃料の配管が乱雑であまり美しくないので、ステンレス・パイプで綺麗な配管に作り直したい気もします。しかし、こういう乱雑の方がクラシックカーらしい雰囲気が出るような気もしているのと、面倒なのでそのままになっています。

轍にステアリングを取られるのは、リアの位置決めが悪いのか、それとも気のせいなのか。
次はリアサスペンション周りをチェックしようと思います。大体、クルマがまっすぐ走らないなどのトラブルはフロントよりもリアの位置決めが悪いことの方が多いんですよ。それに、ここしばらくはコルベットに乗る機会が多かったので、自分の感覚が変わっただけかもしれないですし。