C3はアメリカで書類待ちの状態。
2006年にアメリカから引っ越すときには、これほど書類に時間がかからなかったのは、もともと自分のクルマだったから。
今回は、代理人が購入しています。輸出するにあたり所有権をショップから代理人に移す必要があるので、Certification of Title(通称ピンクスリップ)が届くのを待っているところ。カリフォルニア州のDMV(日本の陸運局に相当する役所)のサイトによれば、所有権が役所の記録に反映されて書類が発行されるまで60日だそうです。書類関係を終わらせたという連絡をもらったのは8月23日。60日だとすると、まだ2週間くらいはかかります。
待ち遠しい気持ちを紛らわせるために、暇があればYouTubeでC3 Corvetteのビデオを見ている日々です。しかし、1968-69年式のビデオは、あらかた観尽くしてしまいました。
ほとんどはショップのfor saleの宣伝ビデオか、素人が適当に撮ったビデオなのですが、そうではないものも少しはあります。いくつかお気に入りを紹介します。
まずは一番カッコいいやつから紹介。
”GM Photographic”というクレジットが入るので、GM製作の公式プロモーションビデオのようです。おそらく、私が購入したのと同じ色、同じグレードだと思います。
最初の30秒間くらいまでの映像が特にカッコいい。こんなにカッコいいクルマを買ってしまったのかと思いました。
音楽が「マッハGoGoGo」や「サンダーバード」を想像します。当時の流行りの音なのでしょう。
これは、YouTube上の番組です。私が購入したのとまったく同型、同グレードの色違いになります。
珍しいラリー仕様。これは1969年式だと思います。エンジンがわかりませんが、盛り上がったフードを付けているので、多分Big-Blockではないかと。
”Rallye Critérium”を検索しても、英語のサイトが出てこないので、どういうイベントなのか謎ですが、最近流行りのクラッシックカーのお楽しみラリーではなく、本気走りのラリーに見えます。後半の308もなかなか良い。日本では、こっちの方が人気あるでしょうね。
私のと同じ68年式ですが、エンジンがSmall-Blockです。
素人撮影ですが、運転している様子がよくわかるので気に入っているビデオです。シフトレバーは節度感があるように見えます。パワステが付いていないので、パーキング・スピードでは重いと言っています。ステアリング・ホイールは小径のものに交換されています。
FaceBookのコメントでクラッチが重いというコメントをもらいましたが、このビデオを見る限りでは、それほど重いようには見えません。
こちらも素人撮影。68年式です。L88フードが付いているのでBig-Blockかと思っていたのですが、コメント欄で65年の機械式インジェクション・エンジンを搭載しているためだとオーナーが語っています。ということは、Small-Blockですね。
ステアリング・ホイールがかなり小径にしてありますが、ドライバーが大柄なので、ノーマルのステアリング・ホイールだと足が入らないからです。これは、当時かなりクレームがあったようで、69年式になるとステアリング・ホイール径が1インチ小さくなります。
大胆な小径ですが、このくらい小さくしないと足が入らなさそうです。楽々と操作しているので、パワステ装備だと思われます。