もう一台のC3

購入を決めたBig Blockのクーペは、車両を確保したとの連絡がありました。これで、ほかの人に買われてしまう可能性はなくなり、一安心。

候補が2台あると書きましたが、買わなかったもう一台のC3がこれ。
同じく68年式でコンバーチブル。エンジンはSmall Block。こちらもサイドパイプで4MT。
隣に見える青いのが、購入を決めたやつ。
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こっちの気に入ったところは、GM純正のZL1ボディキットがインストールされていること。フレアフェンダーと、盛り上がったフロントフードです。新車時にシボレーのディーラーで取り付けられたとのことで、かなりレア。
こちらも、コンディションは完璧だそうです。

それと、新車時からずっと南カリフォルニアにあって、私も知っているコルベットの有名チューニング・ショップでレストアされていて、詳細な記録が残っていること。
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青い方にも多少のドキュメントは残っているそうですが、こちらほと詳細にはないらしい。
資産価値的なことを考えると、こちらの方が良いと思います。

最後の最後まで悩みました。カラーリングもボディのシェイプも私の好み。こうしたいな、と思っている形になっています。実際、一度はエージェントに赤を買うと伝えたくらいです。
しかし、唯一の不満点はエンジンがSmall Blockだったこと。Smallと言ったって、排気量は5.2Lあるわけで、当時の公称出力は350hp。ヘッドとインテークマニホールド、キャブレターなどが交換されているみたいなので、実際にはもう少しパワーが出ているかもしれません。だから、出力的には十分なのですが。
せっかく、ビンテージのコルベットに乗るなら、現代では絶滅してしまったBig Blockに乗りたいと思ったのです。60年代のBig Blockは運転がとても楽しいという話は、よく聞きますし。

内装も赤、幌は白。ストライプは塗装で、コルベットでは定番のVIPストライプ。お尻が白くなっているんです。ああ、カッコいい。
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