C3 決定

今朝、アメリカのエージェントから車両確認の報告が届きました。
候補だった2台の、どちらも満足のいくコンディション。甲乙つけ難し。
どちらかに、不具合とかあれば選択も簡単だったのですが、幸か不幸かどっちも良い。

情報はすべて出揃っているわけだし、時間をかけて悩んだからといって、良い結果になるわけではないので、今日中に決断してしまおうと決めていました。その結果として選んだのがこれ。
1968年式 クーペ 427 Tri-Powerエンジン 4MT Numbers Match
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もともと狙っていたのは68年か69年で、サイドパイプのオプションが付いたモデル。ダッシュボードにイグニッション・キーが付いている68年式が良いのですが、サイドパイプは69年式にしかないという矛盾を抱えてました。
しかしこれは、68年式なのにサイドパイプ。前オーナーがレストアの時にサイドパイプに変更したようです。リアのバンパー下のパネルも、サイドパイプ用になっていて、マフラーの切り欠きは無し。
ホイールが、70年代風味の社外アルミになっている事を除けば、外観はパーフェクト。エージェントの報告によれば、下回りに錆び無し。記録上リペイントされているが、リペイントを示す痕跡もなし。ウェザーストリップなどのゴム類も交換済。

リアにオプションのキャリアが付いています。これは無い方が好きですが、他の状態が良いので、これくらいは妥協しよう。
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内装も綺麗にレストアされていて問題なし。
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エンジンはTri-Power。
オリジナルはブロックだけで、他は交換されていて、ボアアップもされているという報告ですが、Big-Blockでボアアップするかなぁ。ボアはそのままで、ストロークをいじる方が普通な気もしますが、ここはとりあえず不明ということにしておきます。アルミヘッドに交換されているらしいので、L-89仕様ということだと思います。
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トランスミッションはM21のクロースレシオ。デフは減速比3.70のPosi Traction。加速重視のギア比なので、燃費が悪いかも。

決め手は、ボディのチリ。
新車で販売されていた当時の写真よりも、綺麗に合っています。丁寧にレストアされたのだと思います。

すでに購入の意思は伝えました。これから本格的な商談に入ることになります。