Z4の車検、終わりました。
前回は、BMWのいろいろなお節介機能のおかげで、検査ラインで様々なトラブルに見舞われましたが、今回もまあ大体同じ。
1回目の検査で、いつもの大型車の検査ラインに入りましたが、光軸、ブレーキ、スピードメータが不合格。光軸は車高を変えているので想定内ですが、ブレーキとスピードメータはトラクション・コントールをOFFにしてSport+モード(説明書によれば、すべての車両コントロールをOFFにする)にしても、ブレーキはかからないし、スピードも20km/h以上になりません。
前回は、これで実走テストにしてくれたのですが、今回はマルチテスタのラインに再入場するように指示されました。
あー、マルチテスタは、やったことないんだよなぁ。
隣のテスター屋で光軸調整してもらってから、今度は乗用車用マルチテスタの検査ラインに入ります。素直に、マルチテスタは初めてなんです、と検査員に伝えたら、
「あれ? さっき大型車のラインにいましたよね。」
と不思議がられました。
普通、ユーザー車検の人はマルチテスタのラインを使うので、経験者なのにマルチテスタが初めてというのは、珍しいそうで。
「いやー、車高の低いクルマばっかり乗ってるので、あっち(大型車)のラインしか使ったことがないんですよ。ローラー台で当たっちゃうそうなので。」
なんて、会話をしながら検査員が付きっ切りでした。マルチテスタのラインにはユーザー車検の人が多いので、こうやって付きっ切りでやってくれる検査員が配置されているのだそうです。
「こっちの方が簡単ですよ。」
と言われましたが、確かな簡単でした。マルチテスタは4輪がローラー台に乗るので、ブレーキも効くし、スピードも出ました。ただ、あれだけローラー台が沈むと、やっぱり車高が低いクルマは当たっちゃうだろうなぁ。
そんなこんなで、車検も無事に完了し、フロントのバネを戻します。
昨日もやった作業なので、今日はかなり手際が良くなりましたが、昨日の疲れが・・・ 足回りの作業は体力勝負なところがあります。
ノーマルのバネを縮めるのは、かなり苦労するのですが、こうやってお皿ごと縮めてしまえば、結構簡単でした。昨夜、2年前の作業の写真を眺めていたら、こうやってました。次回に、また思い出せるように、今回も写真を残しておきます。
でも、次回はとりあえずシャコタンのまま、検査ラインに突撃してみるつもりです。マルチテスタを使えと言われたら、ダメかも。